ハモネプ – 僕のバンドのリードは素晴らしい


まずこの動画を見て欲しい。

今回ハモネプにエントリーしていた、僕と同じアカペラシンガーズK.O.E.に所属するToneSpiritというバンドの演奏である。


しっかりとこの曲を歌い込んでいるのがわかるコーラスワーク。数少ない僕が好きなアマチュアバンドである。

同じサークルのバンドということでもちろん色眼鏡を通して見てしまっているだろうが、それでも彼らの演奏は心に響く。Smooth Aceのアレンジを参考にしているらしいが、Smooth Ace独特のピアノサウンドの落とし込み方が絶妙である。彼らの演奏するスピッツのチェリーも同じくSmooth Aceのアレンジなのだが、イントロとアウトロのピアノのソロ部分の編曲が圧巻である。本当に大好きなバンドなのでまた聴けるのを楽しみにしていたところにこの動画を見つけてテンションが上がった。


後列左端の男性コーラスのだんちゃん。実は彼は僕のバンドメンバーでもある。
1年生の8月から一緒に歌って来たバンドのリードボーカルだ。彼と歌って来たバンド、absolute territoryはなかなか結果が出ない事で有名なバンドでもあった。サークル内ステージのオーディションに出場しては軒並み選考に敗れている。

だんちゃんはバンドの顔であるリードと言うパートを担当し、オーディションに落選するたびに悩みながらも真摯歌い続けてくれた大切なバンドメンバーである。お互いに就職活動が始まってしまい、半年近く彼と歌えていなかったので久々に彼の歌声を聴けたことが何より嬉しかった。


リードボーカル。アカペラを始める際にカラオケをするようにリードボーカルを歌う人が多い。もちろんそれでも構わない。しかし単純に歌が上手い人のリードと、リードボーカルが上手いひとのリードを違う。後者は魅せることに重きを置いており、例えばビブラートの掛け方だったり高音の抜き方だったり、細部まで表現にこだわっている。

それだけでなく、しっかりとベースとパーカッションを聴いてリズムをとったり、コーラスと意思の疎通を計ったりすることもリードボーカルの重要な役割である。しっかりとプロの演奏から学びを得て自主練を積んで来てくれただんちゃんが恋しい。笑

お互いの就職活動が落ち着いたらまた歌いたいものである。


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