【アカペラ】TRY-TONEの島唄に学ぶ和音の開閉



はじめてこの「ド」を聴いた時は「うぉおおおおおおお」となりました。

そうなんです。
このアレンジサビでの和音の広がりと和音の閉じ方がめちゃくちゃ美しいんです。
是非是非この和音の開閉を実感していただくためにも…

今日は特に今年の春からアカペラデビューを下1年生向けに
アカペラの楽譜をもらったら真っ先にやってみて欲しい事を紹介したいと思います。
ゆくゆくはアレンジやコーラスの練習に凄く役立つと思うので是非お試しあれ!



全ての音を1段に書く
ヘ音記号が使えないので糞ダルいのですが
是非全ての構成音を1段の楽譜に書き起こしてみてください。
※別にヘ音記号を使っても良いのですが使ってしまうと和音の開閉が若干わかりづらくなってしまいます。

僕の友人の格言なのですが
「アカペラはシンクロナイズドスイミング」と言う言葉があります。

開いたり閉じたりする情景が美しいシンクロのように
アカペラも和音が開いたり閉じたりするのが美しい
のだと彼は語っていました。
その後9thに興奮して夜も眠れないとか言い出したので途中からスルーしてしまったのですが
至極”ためになる事”を言っていたのではないかなと思います。

トップとベースの高低差が開けば開くほど曲は盛り上がりますし
逆にトップとベースの高低差が狭まれば狭まるほど曲は収束します。
是非この音の展開を視覚するためにも楽譜を1段の楽譜に直してみて欲しいのです。


島唄 / TRY-TONE
スクリーンショット 2015-07-02 23.59.40

冒頭で言っていたTRY-TONEさんの島唄を記憶にぶちまかせて
サビをシーケンスに打ち込んで可視化してみたものになります。
島唄のサビっぽい何かが出来上がったのですが多分この画像からでも
和音の開閉が伝わるのではないかと思います。

初心者にもわかりやすいものですと
和音の構成音の数ベースの高低があげられます。

スクリーンショット 2015-07-03 0.02.00

これはサビ後半をズームしたものなのですが

最後の8度ハモに向けて高低差が狭くなり
和音の構成音の数が減って行く様がわかるかと思います。
ついでに全体的に音が下降して盛り下がりを出していますよね。

これなら音楽経験が浅くても絵として楽譜を捉える事が出来るので
和音の開閉や全体での音の動きをしっかりと把握することが出来ます。


まとめ
大人の事情により
島唄っぽい何かのシーケンス画像に留めてしまいましたが
実際に皆さんが打ち込む際は楽譜で可視化すると
もっとわかりやすくなるかと思います。

特にこの島唄。
サビの前半と後半を見比べるとベースとコーラスの距離が物凄いんです。
そのベースがだんだんと距離を縮めて行く様が目で見て取れるので
是非是非TRY-TONEさんの楽曲の中では比較的音も簡単目なので
可視化してみてはいかがでしょうか?


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