【アカペラ】天才バンドマスターになるために〜バンドを良いコミュニティにするための5つの施策〜


施策

  1. 事前の意思決定
    リーダーが迷うとメンバーは不安になります。なので常に最良の決定ができるように、危機に立たされる前にあらゆる事態を想定してその時にどういう決断をして、それをどう伝えるべきか考えるようにしましょう。

    参考:【アカペラ】天才への第一歩〜ステージ上での不足の事態に備えて〜

    この記事は「ステージに上がる前に事故ったときのために最善の施策を考えておきなさい」という趣旨の記事ですが、バンド活動も同じです。バンマスは日頃からあらゆる事態に備えて決断する練習をしておくと、有事に即決断を下せるので事態の悪化を防げますよ!

  2. 挨拶
    地味に大事なのがこの挨拶。練習の最初と最後にしっかりと皆のやる気を引き出せるようなさりげない一言を出せるかどうかは1つバンマスの大事な能力だと思っています。そして挨拶は皆のやる気を引き出すだけでなく、「練習の開始と終了」をはっきりさせてケジメをつける上でも非常に大切です。なんとなく集まって、なんとなく歌い始めて、なんとなく解散するのではなく、しっかりと「これが目標」で「そのために今日はこれ!」をやって「時間があまったらここまで!」やりましょう、と声に出して確認していくのは大切ですよ!

    またライブでは対バンやスタッフさんへの挨拶も大事にしましょう。言うまでも無いですが、気持ちの良い挨拶ができるバンドさんは愛されます。バンドが愛されればチャンスも広がります。是非、挨拶は習慣化してみてください。

  3. バンドご飯会の企画

    アカペラや音楽以外の話をする場所をつくるのも大切です。メンバーがそれぞれどんな性格なのか、どんなことに興味があるのか、がわからないとお互いに上手くコミュニケーションとれませんよね!それにプライベートで仲良くなれなかったらハモれる音もハモれません。メンバー中どの組み合わせでも楽しく会話できるバンドだと思っています。その機会づくりのためにもバンドご飯会は有効ですぞ!

  4. One On One
    これはバンドメンバーと二人きりで話す機会を指しています。別にわざわざ身構える必要はないです。一緒に帰ったりとか、一緒にご飯たべたりとか、練習が始まる前に皆を待っている時間で話すとか、そういうレベルで良いのです。

    メンバーと2人きりで話すことで、バンドに言いにくい悩みだったり、バンドへの不満を聞き出すチャンスが増えますよね!そうすることで、メンバー間に生じているGAPが手に負えないものにならないうちに手を打つことができます。またバンドの目標や方針決定をしていく上で、メンバーの貴重な意見を事前に聞き出しておくことで意思決定のスピードも上がるのでおすすめです。

  5. 予定の先読み
    バンド活動は初動の速さが大切です。練習日程を組む時もそうですし、次の目標を決める上でも速さは大切です。

    1個の大きな目標を達成した瞬間や目標に向けて頑張ったけれども失敗してしまった瞬間、次の目標をパッと提示するのが大切です。ゴールを決めてそこに挑戦して成功/失敗した直後はどんな人でも気が緩みます。だからこそ、バンマスは警戒して、皆が緩んだ瞬間に一緒にモチベーションまで緩まないように次の目標をさっと差出すのが大事だと僕は思っています。


施策の使い方
つらつらと書きましたが、僕は

バンドが元気な時はバンマスはいらない

と思っています。何故か常に成功し続けるバンドってあります。そういうバンドにはリーダーは要りません。なぜならば成功しているうちはメンバーはモチベーションなんて下がりませんし、当然やる気に満ち溢れているので勝手に皆がやるべきことをやってくれるからです。

逆に、失敗が続いているバンドこそ

最強のリーダー

が必要になると思っています。リーダーたるもの以上、求心力が必要です。そのための手段が圧倒的なアカペラ技術だったりするのですが、技術を一朝一夕で磨くことはできません。

そんな時は是非、上記の施策をいろいろ試してみてください!


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