【アカペラ】バンドへの誘い文句を考えてみて


一緒に歌いたい時
あなたがバンドを組む時にメンバーを誘う理由って様々だと思います。
「友情・愛情・憧れ・母性・育成・成長」などなどまああげて行くときりがないのかなと。
しかし理由はなんであれバンドを組む時にメンバーを誘うと言う行為はつきものです。

その時に絶対に言って欲しく無い言葉
逆にこう言う誘い方をすると上手く行くんじゃないかなと言う誘い文句を
僕の成功談と失敗談を踏まえて記事を書きたいと思います。



来てくれるだけで良いから!
A「B君バンド組もうよ!」

B「今期は忙しいからちょっと厳しいや・・・。」

A「大丈夫!来てくれるだけでいいから!」

これって最低な誘い方じゃないですか?
「来てくれるだけで良い」って凄い最低限のレベルですよね。

こういう誘い方をしてしまうと「ああその程度のバンドなのか」と捉えられてしまいます。
「真剣にやる気が無いなら尚更おことわり!」なんて風に考える人もいるでしょう。

しかも仮にそれで「OK」と言ってくれたとしても
「来てくれるだけで大丈夫」なんて馬鹿げた話はないです。
当然オーディションにでるとなればストイックになりますし
何より音とりの負担もついてまわります。

だって「来てくれるだけで良い」と言いつつ
その場で音とりしているメンバーが居たら誰だってやる気無くしますよね?
そうすると今度は「話が違う!」ってことになってしまいます。

そんなことをしているうちに
メンバーのやる気はどこかへ消えバンドは次第に空中分解へと進んで行きます。


バンドに誘う方法は3つある!
僕は一緒に歌いたい人を誘う時に相手を口説く方法は3つあると思っています。

①自分が魅力的になること
②愛を語る事
③夢や覚悟を語る事

誰かと歌いたいときはこの3つに尽きると思います。

自分が魅力的な歌い手なら次第と人が集まってきますし、
一緒に歌いたい仲間への愛があれば彼/彼女の心は動くかも知れませんし、
夢や覚悟を熱く語る事でそれに共感してくれるかもしれません。

①については過去に記事を書いているので割愛します。
参考:【振り返り】アクセス解析を久々にしてみた。【問題解決】


愛は世界を救う!夢は希望を与える!
さて②と③について書きたいと思います。

以前paprikaと言うバンドを組むにあたって
どうしても一緒に歌いたいメンバーが居ました。
そのうち4人は無事に首を縦に振ってくれたのですが1人問題児が。
その後輩は既に活動しているバンド数が多くバンドを断られてしまったのです。

しかし僕にしてみれば彼以外の男が彼のパートを歌うこと等ありえませんでした。
High School MusicalやGleeのカバーをするバンドを組もうと思っていたのですが
ザック(HSMのガタイの良い方の男声リード)のパートを歌えるのは
彼以外に誰一人としていなかったからです。
本気の彼の実力と音楽に対する姿勢をしっていたからこそどうしても彼が良かったのです。

その時に彼に鬼のように電話して彼を口説きました。
一歩間違ったら先輩からのパワハラって相談されるんじゃないだろうかって
レベルで彼にしつこく「お前♥︎お前♥︎」と言っていたのを覚えています。笑

楽譜を送って彼のパートに記しをつけて原曲を一緒に添付して
「ここのこれをお前に歌って欲しいからお前なんだ!」
必死に語ったたりしたのも鮮明に記憶に残っております。

更に彼への愛だけでなくバンドのビジョンもめっちゃ話しました。
6人バンドだったので大きな目標がちょうど人数分6つありました。

「このバンドはこいつにとってこういうバンドにしたい!」と言うのが人数分あったのです。
その中から達成する上で彼の力を借りたい目標を物凄く熱く電話で30分以上語った結果
「わかりました。やります。」と彼もバンドへの加入を承認してくれました。

その時のことを今でも覚えています。
なんせ本当に彼に歌って欲しかったので彼のOKがとんでもなく嬉しかったからです。


「来てくれるだけで良いから!」とは言わない
彼が自身が忙しい事を知った上でそっちが良いならと承諾してくれました。
その際に僕が気をつけていたのは「来てくれれば良い!」と絶対に言わない事です。

そのかわり密に彼とコミュニケーションをとり
彼の忙しさと相談して楽譜の彼の音を簡単目の音にしてみたり
逆に彼に時間が出来たら音を少し難しくしたりなどの工夫を施しました。

またバンドを組んだ際に「皆がどれだけ忙しくても俺が絶対に練習は回す!」
宣言した通りに2ヶ月先の予定まで読んで練習を組んで行く等の工夫もしました。
常に愛を持ってメンバーに接し情熱を持って夢や覚悟を語っているうちに
メンバーもその愛に応えてくれるようになりました。

恐らくここで「来てくれるだけで良い!」なんて言っていたら
絶対に足下を見られてバンドの練習はどんどんグダグダになってしまっていたのだと思います。

参考:【アカペラ】バンドのスケジューリングの裏技!バンド練は○○○○を見据えて!
参考:【アカペラ】僕が心からオススメできるバンド運営の流儀4つ
参考:【アカペラ】バンドマスターを1年間やらせてもらって思った事。【自己啓発】

詳しい話はこの辺に書いております。笑


まとめ
特に僕が今回の記事で押したいのは「覚悟」です。
一緒に歌いたい仲間が忙しいから不安と言っている時に
「来てくれるだけで良いから大丈夫だよ!」と言うのではなく

「俺が絶対にその中でも練習を回す!」
「もしも練習がまわらなかった時はお前のせいじゃない!」
「上手く練習を組みバンドをマネジメント出来なかった俺のせいだ!」

と相手の目を見て宣言してください。
※僕は電話で言いましたが。笑

言ったからにはやるしかなくなりますし何より絶対にその覚悟は相手にも届くはずです。
そしてそれを言う事で「あ!これはガチなバンドなんだ!」と個人やバンドの覚悟を
相手に届けることにも繋がってきます。

バンドへの招待を行う際はハードルを下げたり
「楽だから」とバンドの負担が少ない事をアピールするのではなく
②愛を語る事
③夢や覚悟を語る事

を積極的にしてみてください!
その方が長いスパンで見た時にバンドが大成することに繋がると思います。

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