【アカペラ】メンタルがやられた時〜自己肯定のためにやりたい2ステップ〜


歌においてメンタルは大切
すっごく当たり前のこと言いますよ!
いいですかッ?!

歌においてメンタルは大切ですッ!

いや、
たぶん歌だけに限らずメンタルは大切なのですがアカペラサークルに所属しているとメンタルがやられることって非常に多い気がします。

自分以外の人間の声を聴いてやれピッチだのやれテンポだの意識しながら他者と声を重ねて音楽を創りあげるのですから当然人間関係上のストレスに晒されもします。

またその末に奏でた渾身の演奏が認められずガチで萎えて引きこもりたくなる日もあります。

今日は折れすぎて固くなったメンタルをもつ僕がメンタルを元気にするための自己啓発テクニックを紹介します!



まずは自己を肯定しよう
自分を否定してしまったらメンタルブレイクするのは言うまでもありません。

そこでまずは自己を肯定してみましょう。
ここで言う肯定とは単純に自分を認めることではありません。

自分の実力の無さや
他人とのストレスの中で頑張っている自分を認めることです。

結果が出ていないうちから自分の技術を認めるのは違いますし、
メンバーとの人間関係の中で自己を否定された際に意固地になってそこを認めるのも違います。

結果が出ない
メンバーと上手く行かない

火の無い所に煙が立たないように
自分に原因がないところにこれらのトラブルは発生しません。

しかし「自分が悪いんだ」自分を否定し続けても事態は改善しませんし、
逆に「自分は悪く無い」意地をはることで事態の悪化が懸念されます。

そこで自分の否を素直に認めて
改善しようとしている自分を肯定する
ところから始めて欲しいのです。

「たしかにアイツが言うように俺のここが悪いのかもしれない。」
「たしかにオーデの結果が物語るように俺等はここが悪かった。」

「じゃあ今後はこうやって行こう。反省だ。改善しよう。」

こうやって自分の改善点を素直に認めて
その上で改善に向かって努力している自分を肯定してあげてください。


次に他者を肯定しよう

突然ですがナイフをもった男が向かって来たらどうしますか?

僕だったら身体が動けば真っ先に逃げようとします。
それでも無理なら死を決して闘います。

さてさて。
皆さんオーデに落ちたりバンドメンバーと上手く行かない時に「悪口」を言っていないですか?

「審査員の耳くさってんだろ!」
「あいつ声域狭いくせに!」
「審査員のアイツ音感弱いじゃん。」
「LINEも返せない糞野郎が!」

さてさて。
冒頭でお話したように人は敵意をもった人間と直面した際に「逃げる」か「闘う」ことを選びます。

ナイフをもった男に襲われた際に笑顔で「うぃっす!ナイフ?いいねえ!」と言う人は居ないでしょう。

逃げれば相手との距離が離れ国交が途絶えますし闘えば最悪の場合関係がぶっ壊れます。

でもですよ?
逆に笑顔で「おはよう!」と言われて逃げますか?
笑顔で「また明日!」と言われて闘いますか?
更には「ここ本当に良かったよ!」と褒めてくれた相手に敵意をもちますか?

そりゃ人間ですから誰にでも長所や短所はあります。
その気になれば誰だって攻撃することが出来ます。

【審査員】
たとえ結果が不服でも審査員の方に笑顔で挨拶しましょうよ!
そしてフィードバックを一度しっかり受け入れてみましょうよ!
それで議論しても納得いかなければ1個の自分には無い価値観として受け入れれば良いだけです。

そこで審査員を攻撃しても攻撃されるだけです。
フィードバックの中にも絶対に良かった点だって含まれているはずです。

「ここが本当に良かったけどこう言う点で惜しかった!」

これが聴き出せたら次回までに「こう言う点」を改善するなり
「ここが本当に良かった」に磨きをかければ良いじゃないですか!

バンドメンバー
バンドメンバーと上手く行かない時もまずは相手を認めましょう!

LINEに反応がないのは一見相手が悪いようにも見えますがあなたにも原因があるはずです。

質問をするならば「Yes / No」の2択で答えられる形式にすれば相手も返事がしやすいはずです。
それにもしかするとあなたのLINEが冗長なメッセージになっており用件がわかりずらいことが返信率が悪い原因かも知れませんよ?

「忙しいところごめん」とか「夜遅くにごめん」とか相手を気づかうことで相手も自分を気づかってくれるようになります。

逆に「なんで返さないの?」「早く返せよ!」「ふざけんな!」攻撃してしまうことで相手も感情的になってしまい円滑なコミュニケーションがとれなくなるばかりか、お互いにストレスを感じる原因にもなってしまいます。

音楽的な摩擦も同じです。
相手に出来て自分に出来ないことだって絶対にあります。
相手に出来ることは自分に全部出来るなんて絶対にありえません。
だったらお互いの長所を素直に認め合った方が余程建設的です。

たとえ出来ていない所があってもお互いの長所を素直に認め合った上で
「ここが凄く良いからここもその調子でこうしてみて!」とか

「Aのここ本当に良いよな!」
「Bこそ!ここが本当に上手いよ!」
「じゃあAはこここうしてみてよ!コツ教えるからさ!」
「そしたら俺はBにここのコツ教えるよ!」
とか

お互いを褒め合うことで改善点をお互いにケアし合えれば建設的な喧嘩が出来るはずです。

「おまえマジ音痴だな!」
「うるせえ!お前に至ってはコーラス出来ないくせに!」
「んだと?お前はコーラスが専門じゃんよ!」
「いいからアカペラーなら歌ってみろよ?ああ?」

これじゃ拉致があかないです。
そもそもこんな喧嘩をされた日には他のメンバーも不快に思うはずです。


まとめ
つらつら書いて来ましたがこれらは全て「自己肯定」のための自己啓発法です。

凄く月並なことですが
他人を肯定出来る人間は他人からも肯定されますし、
他人を肯定出来ない人間は他人からも肯定されません。

自己を肯定するために他者を否定するのではなく
他者からの批判を素直に受け止め
受け止めた自分を自己肯定した上で
他者を肯定することで
他者からも認めてもらえる自分に近づけます。

是非
今の人間関係やオーディションの結果に苦しんでいる方はだまされたと思って試してみてください。

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