【アカペラ】出来ることをやらないのは勿体ない!誰でも頭でっかちにはなれる!


頭でっかちになろう!
「一流の奏者」になろうとすると非常に難しいものであります。

生まれもった声質や元々の声域なんかも大きく影響して来ますし、
努力してもどうしても越え難い声量の問題や声質の問題ってのもあります。

だけど「知識」だけは絶対に努力を裏切らないと僕は思うのです。
それなのに「音学」しない人が居るのは非常に勿体ないなと思ったので記事を書いております。



脱感覚!音学しよう!
ボイスベースをやっていると絶対に勝てないと思う輩がいるものです。

普通に話す声がミ以下。
今までの音楽経験上絶対音感をもっていて複数音同時に聴き取れる。
合唱の経験があり発声までしっかりとしている。
ドラム経験がありリズム感に卓越している。

ここら辺まで来ると神の申し子を見ている気分になります。笑

ただそういう神の申し子がなんとなくで演奏していると勿体ないなと思うのです。

コードの規則とかを“知らないが故に出来ない”のを見ていると惜しいなと思うのです。

音感が弱く、鳴っている和音が聴き取れなかったりするのは仕方が無いことですが、
聴こえる人にとってはもはや「ただ知っているか否か」の世界です。

これって勉強しているかしていないかだけであって、
僕はここで勉強していないが故に知らない、
知らないが故に出来ない、のが非常に勿体ないと思う
のです。


音学でカバーしよう!
そして音感が無くとも自身の”足りない”は知識である程度カバーできます。

最近もTRY-TONEさんの楽譜を1つ採譜しましたが、
僕はTRY-TONEさんが奏でる5和音の構成音を1度に聴き取れません。
残念ながら悔しいことに僕にはその耳は無いです。

それでもTRY-TONEさんの採譜はできるんです。
コードの響きやコードの進行のルールをしっていれば
コードを先読み・予測して予めヤマを張って聴くことができます。

ヤマを張って聴いて
キーボードを叩けば「同じor違う」の究極の2択になるので
1発で答え合わせが出来ます。

ただの当てずっぽうではなく
音楽的根拠をもってヤマを張る
ことでこの手法でも
5和音同時に聴き取れている人に準ずるぐらいの要領で採譜が出来るようになりました。

そして何個か採譜をこなすうちに
「ああTRY-TONEならこれかこれでしょ!」
経験に基づいたより正確なヤマが張れるようになるわけです。

また音感と言うよりは記憶術として
「この響きはこの和音!」と言う風に
とっさに和音の構成音が分かるようになります。

これも要は「やったかorやらなかったか」の問題なので
やらずに終わってしまうのは非常に勿体ないと思うのです。


まとめ
先述したように「一流の奏者」になるためには色々と先天的な条件もなきにしもあらずですが、
豊富な知識に溢れた「頭でっかち」になら努力さえすれば誰でもなれます。

少し話しがそれますが、
僕がバスケットボールをはじめるきっかけとなったSteve Nashと言う選手が居ます。
彼はダンクが出来ないにも関わらずNBAで2度もシーズンMVPに輝いております。

そんな彼の名言がこちらです。

If every basketball player worked as hard as me, I would be out of a job.
もしも他のバスケットボール選手が僕と同じだけ練習したら僕は失業してるだろう。

一流の奏者になる素養がある人が努力しないのは本当にもったいないですし、
僕みたいに残念ながら生まれもったスペックに恵まれなかった人でも努力でいくらでもカバー出来る領域だってあります。

努力って誰でも出来ることじゃないですか?
知識って誰でもつけられるものじゃないですか?

それを知っているか知らないかの部分で
知らないが故に出来ないって相当損しているなと僕は思ってしまう
のです。

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