世の中そんなに金が大事ですかね?


こちらのCMを見てください。
昨日facebookでものすごい勢いでshareされていて僕も目にする事が出来ました。

実はこれ実話を元に作成されたタイの携帯会社のCMらしいです。どのあたりに携帯が関与しているのかは不明ですが。笑


続いてこちらのCMもご覧ください。

これもタイのCMです。
保険会社のCMだとかなんだとか。


これを見ていた共通して一個の事を考えました。

「お金」ってそんなに大事ですか?


いや。綺麗ごとを言うつもりはないです。
事実お金がなくては生きて行けません。他人(両親も含め)に迷惑をかけずにしっかりと自立して生きて行く上でお金をしっかりと稼ぐ事は大切です。

最近教育学系の論文とか読んでいると不登校を正当化している記事を多く目にします。
僕も別に学校が全てでは無いと思うし、学校に必ずしもいかなければならないと言う先入観が良くないと言う事には賛成です。


でも逃げているのは違うと思うんですよ。
別に親はスネをかじられる事を迷惑と思ってないかもしれません。だからこそ社会人になっても実家ぐらししている方も多いのかなと思います。

でも両親の寿命も無限ではありません。
両親が他界した後どうするのかな?って僕は思います。かじっていた親のスネは消滅します。遺産があったにせよそれをかじって一生生きて行ける程世の中甘く無いと思います。もっと言えば親から受けた恩を次の世代に伝えて行くべきだと僕は思います。

だからこそ自立して自分でしっかり自分の人生を支えて行けるだけの稼ぎを得る事は大切だと思います。お金は大切です。


でもそれが全てなのかな?って思います。

サークル等で新歓の時期等になると「俺の金じゃなくって親が稼いだ金だから…」ってお金を出す事を拒む人がたまにいます。

“そんなん言ったって、お前先輩に奢ってもらって来ただろ…。その分の恩は下に還元しろよ…。”とも思うわけですがそれを言ってしまってはちょっと議題がそれてしまうので割愛。


僕はようはその気になるか否かだと思います。

自分一人暮らしだから…。

外食を1回我慢して自炊するだけで500円ぐらいは浮くと思います。お米に梅干しで良いじゃないですか。美味しいですしお腹も満たされますよ?なんだかんだアルバイトはしているかと思います。していないのであれば親のスネを云々とか言う資格も無いと思います。僕の友人知人にも何人も学費自分で稼いでる人はいるし、そういう人を見ると学費を親に出してもらっている自分は甘えてるんだなって凄く情けない気持ちにもなります。

「勉強するために大学に通っているからアルバイトが出来ない」、はそういう人たちにかなり失礼なんじゃないかな?って思ったりします。


横道にそれましたね。笑

そうです。だから1回自分の贅沢を我慢するだけでそれ相応のお金は浮きます。
いつもはバス乗る場所を歩いたり、ジュースを買わずに家でお茶を入れたり、洗い物をお湯ではなく水でしたり。

だから本当に誰かに何かしたいって思っているのであれば親のスネをかじらずとも誰かに何かする事は可能なんじゃないかな?って思います。

それこそ貴重な休日一日日雇いバイトでつぶせば10000円入ってくるわけですし。

「親のお金なのに…」じゃなくって「自分にその気がないから」が正しいのかなって思います。


でも事実多くの学生が今の生活を出来るのって親のおかげですよね。
だから理不尽な請求に対しては断固拒否するべきだし、そもそもお金は自分が一番納得する形で使うべきだと僕は思います。


最後に。
僕は今1つ後悔していることがあります。

小学生の時のお小遣いは“学年×100円”でした。当時は缶コーラはこの上ないごちそうだったわけです。笑

そんな小学生の僕にある日父が、「お前の小遣いをアフリカに寄付する事だってできるんだぞ?一年間で4800円。するか?」と問われた際に僕は断固拒否をしました。確か父とアフリカのまずしい国のドキュメンタリーを見ていた時だったと思います。


今。あれから12年。
22歳になって(もうすぐ13年23歳)、「100円があれば3人の命が救える」と言う広告を目にしたりする事も増えました(実際にはもっと救えるかもしれない!)。

10歳の僕が1年間コーラを我慢するだけで14400人の命が救えたわけですよ。
400円。1時間アルバイトしたうちのお金の半分以下です。そのお金を1年間毎月募金するだけで14000人の命が救えるんですよ。これも一個の使い道ですよね。


僕は自分のお金の一部を他者に対して使う時は、一個必ず大事にしていることがあります。

「頑張っている人の背中を押す為に使う。」

後輩とご飯に行った際にちょっと多めに出すのも、僕がそうやって先輩に支えられて来たからっていう理由があります。母の日にカーネーションを贈ったり、父の日にハンカチを買って行ったり。自転車通学を頑張る自分に乗りやすい自転車を買ったり、ゼミの研究を頑張る自分に新しい本を買ったり。それが僕が一番納得する使い方です。


どれだけ綺麗ごとを言ってもお金は大切です。
だからこそ、一番有益な使い方をしたいものです(人によっては何が一番有益かは異なると思いますが)。

僕はお金は「頑張っている誰かの為に」使いたいです。
※それぞれ色んな価値観があると思うので、お金は自分が一番納得できる形で使いましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。


コメントを残す