同じ大学の学生としてAO義塾の青木さんと斎木さんについて思う事。


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参考:http://aogijuku.com/141125/

AO義塾の塾長である斎木さんが書かれたものです。

【青木大和と彼がご迷惑をおかけした全ての皆様へ。】

と題されております。
このような文章が掲載されるぐらい事態が深刻化しているこの問題。慶応義塾大学4年生の青木大和さんが小学校4年生の中村という児童を名乗りwhy-kaisan.comなるものを立ち上げ、国会の解散総選挙に苦言をもらしたものです。ホームページリリース当初から「小学生の仕事じゃない」等twitterでいろいろ物議を醸し出していたこのホームページ。慶應義塾大学4年生の青木さんが作成したものでした。

これに関して物凄く腑に落ちないところがあったのでブログを書いております。



僕は青木さんよりも斎木さんが許せない
斎木さん。あなたはなんで

【青木大和と彼がご迷惑をおかけした全ての皆様へ。】

と題しておきながら文章の大半を「以下:AO義塾卒業生・青木大和へ」と言う内容で埋めてらっしゃるのですか?このようなところで私信を発して恥ずかしいとは思いませんか?私信ならまだしも「青木大和と彼がご迷惑をおかけした全ての皆様へ」謝罪するためにこの文章を書いたのではないのですか?

「君は慶應義塾の誉れを傷つけ」とおっしゃっていますが完全にブーメランですよ。世間に向けてお書きになった謝罪文の50%が私信。あなたもAO義塾の誉れを傷つけているのではないでしょうか?おかしいとは思いませんでしたか?どうしても人目につくところに書きたかったのならば別途にページを作成するべきだとは思いませんか?恥ずかしいです。僕はAO入試ではなく一般入試枠での入学をした者ですが、人様に謝罪すべき場所ではないのでしょうか?

「どうか皆様のお怒りを鎮め、私たちの贖罪の始まりを見守って頂ければ幸いです。」これが反省している人間の言う言葉でしょうか?理解できません。


まとめ
僕が学んでいる慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにもAO入試で入って来た同志が沢山います。確かにネット上で批判されるように、彼らは「受験的学力」は低かったりしますが、全員が全員斬新な視点と独特の鋭い目をもっており、「こいつすげえな!」と思わせるような視点から問題解決をしてきます。今回の一件で「またAO。」みたいな書かれ方をしてしまっているのが大変残念です。

確かに斎木さんのおっしゃるとおり、青木さんは例の一件によりAO入試で入学した同志達の誇りを傷つけた、と思います。それでもそれと同時に斎木さんのやっていることもおかしいのではないかな?と思ったので記事を書きました。


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2 comments to this article

  1. eno

    on 2014/11/27 at 09:12 - 返信

    これは偏見だけど、AO入試で入ってきた人は、一般入試で入ってきた人と比べると、振れ幅が大きい。(その人の性質/能力/知識,etc…)
    そうすると、基本的に良い人や普通の人よりも、悪い方が目立つから、悪い噂が絶えなくなるよね。(厳密には、悪い人≒世間から叩かれることをする人)

    あと、「AO入試は害悪だ」なんて主張は、統計とって「AO入試の人は一般入試の人と比べて○○が高い」みたいに定量的に示さないと説得力が著しく欠ける。
    一つの事例を一般化して、思考停止のように叩かれてる人のコミュニティを叩く人は、ハッキリ言って頭が悪いよね。(これも一般化だけど笑)

    • mokabuu

      on 2014/11/27 at 20:44 - 返信

      「振れ幅が大きい」っていう表現めちゃくちゃしっくりきた!
      悪い噂ってどうしても良い噂よりも目立ってしまい易いからやっぱり何か悪いところがあるとそれが悪い噂になって目立ってしまうよね。批判する理由が1個あれはそれを批判できるけど、何かを「全面肯定」するときは1個でも批判される要素があってはいけないのと似ているのかな?

      1つの事例を一般化して全体を批判してしまうのは本当に頭が悪いと思うし、その事例を複数作ってしまうコミュニティも頭が悪いと思うな。別に一般入試で入って来た人にも日本中探せば絶対に同じような事をしている人はいるしこれでAO入試を言う大きな枠組みを叩くのは解せないよね。

      「日本人は出っ歯でカメラをぶら下げた黄色い猿」と言う一昔前の差別を含んだ風刺画を見ている気分になる。

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