【音楽】THE BLUE HEARTSのTRAIN TRAINが深い?


この曲

この曲ってまさにマーシーっぽい1曲だと思います。
僕はTHE BLUE HEARTSが大好きなのですが彼らはまさしくロックンローラーであり
彼らのロックは本当に彼らのうちから湧き出た魂の叫びなのです。

そんな叫びに心を打たれて中学校2年生でTHE BLUE HEARTSと知り合って以来
古本屋をはしごしてTHE HIGHLOWSの解散までのアルバムを買いあさっておりました。

それでですね。
ヒロトの曲って凄く遠回しに婉曲的な表現をするんですよ!
有名どころだとリンダリンダなんかTHEヒロトって印象を受けます。
それに対して有名どころで対抗するとこのTRAIN-TRAINがTHEマーシーって感じです。

メッセージがストレートな分わかりやすいですよね!
今日はどこにソースがあるわけでもなくTRAIN-TRAINの歌詞を1人で勝手に
深読みしてみたのでそれを記事に起こしてみようと思います。

※あくまで僕の個人的な深読みです。
※確証やソースはありません。



THE BLUE HEARTSと言うバンド
彼らは非常に社会的なバンドです。
社会的と言うと「社会を風刺する歌を歌うバンド」と言う意味でここでは言っています。

有名な曲だと「1985」と言う歌があります。


1985年に歌われた原爆や戦争を否定した歌です。

1985年に歌われたので
「僕たちがまだ生まれてなかった40年前戦争に負けた」
と言う歌詞が登場したりします。

世界中に見えない線を引いて
国境だの誰の領土だの言って争っている人間を風刺した歌にも思えます。

兎に角THE BLUE HEARTSってそういうバンドなんです。
勢い良くデカい声でロックに歌うのはロックじゃないんですよ。
ロックって魂の叫びなんですよ。

それを踏まえてTRAIN-TRAINを少し深読みしてみました。


キーボードだけジャズっぽい?
この曲のキーボードって凄く「ロックっぽく無い」キーボードだと僕は思います。
と言うのもキーボードだけぶつけ和音が多かったり3連符を使用していたり
どこかジャズっぽいなと思わせるようなコードを多用するシーンが垣間見えるからです。

キーボードだけコードを進行させずにステイさせるのも
ジャズっぽく聴こえる要因なのかもしれません。

その上で考えてみたのです。
「なんでキーボードがこんなにロックっぽくないのか?」と。


アメリカの黒人差別にルーツがあるのでは?
ジャズと言えば黒人音楽でした。
歌詞の中に出てくるブルースと言う言葉も黒人音楽に由来するものです。

奴隷としてアフリカから連れて来られた黒人は晴れの日が嫌いでした。
青い太陽は農場で奴隷として働かされる日の象徴だったのです。
だから「BLUES」が生まれたのだと聴いた事があります。

弱いもの達が夕暮れ更に弱いものを叩く。
弱い白人達が農場で黒人にムチを打つ様子を歌っているとすると
その音が響き渡ればブルースが加速して行く理由も納得いきます。

そう考えるとTRAINってもしかしてA-TRAINなのかなと
ピアノがジャズっぽい動きをしているところにも繋がってきました。


まとめ
ぶっちゃけ本当にこういう理由でキーボードだけ
他の楽器とは一風違った演奏をしているのかはわかりません。

それでも僕なりに考えてみた結果
黒人奴隷の背景と歌詞と音楽をリンクさせて考えたら
「もしかして?」とその可能性が垣間見えました。

もちろん歌に込められたメッセージはもっと違う所にあると思います。
それでもこの歌をつくるにあたって背景となった景色に黒人差別があっても
おかしく無いのではないかなと思いました。

もしも「俺はこう思うぜ!」って方がいらっしゃいましたら
コメントやtwitterでの@tweetなどしていただけると喜びます!

僕も全然確証がもてないので是非すっきりさせたい案件の1つです。

ともあれやっぱりTHE BLUE HEARTSや往年のロックンローラーは偉大です。
「音楽は自己表現」なんてよく言いますがまさにその通りだと思います。
僕も自分の魂を歌に乗せてとどけられるようなカッコいいおっさんになりたいです。

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