【時事】最近のニュースを見て思う事!日本人は老害体質?


最近の政治問題を踏まえて
最近以前に比べて色んな場面で「政治」と言う言葉を耳にするようになりました。
5月の大阪都構想の選挙そして安倍政権の安保法案などなど。
良くも悪くも「政治」と言う言葉を耳にする機会が増えたのは良い事だと思います。

マスコミはいつも偏った思想を面白おかしくして聴衆の関心を引こうと配信するので僕はあまり民放が報道するニュースは観ないようにしているのですが、たまに耳に入ってくるニュースだけ聴いていると大阪の都構想も安保法案も一種の「変化」であるにも関わらず大阪の変化は「是」として安保法案の変化は「非」とする報道が多いような印象を受けました。

一度「是非」は無視して考えると両者とも「変化」であることには変わりないのに不思議ですよね。



日本人は変化が嫌い
僕は「日本人ほど変化を嫌う民族は居ない」と思います。
日本人は変化を嫌うあまり国の政治に大きな変化を産み出そうとする度に内戦を繰り返して来ました。大河ドラマ等で有名になったところを上げると「関ヶ原の合戦」や「幕末の志士達の戦い」なんかが代表例としてあげられるかと思います。

「島国根性」と言う言葉が象徴しているように日本人は徳川政権が鎖国を行ったぐらいのタイミングから「外から入ってくるもの」や「新しいもの」を嫌うようになったのではないかなと思います。

最近のいじめ問題を見てもそれは自明です。
「普通じゃない」「一緒じゃない」ものを「排斥」しようとするのは、江戸時代の「鎖国」に似たものを感じます。髪の毛の色が違うから、目の色が違うから、国籍が違うから、考え方が違うから、たったそれだけの理由で「排斥」しようとします。

いじめ問題は最近になって取り上げられていますが別に今にはじまったことでは無いと思います。江戸時代やもっとその昔からあったではないですか。他の集落からの移民が迫害される。藩の意見に逆らったら打ち首。一般ピープルが大老に意義を申し立てたら処刑。それとなんら変わりないのではないでしょうか?

クラスのボスに意義を申し立てたら私刑。
先生に楯突いたら職員室への呼び出し。
先輩に逆らったらフルボッコ。

別に特別最近社会問題になったことではないように感じます。
日本人は「現状を脅かす意見や行動」に敏感なのです。


都構想
大阪の都構想をめぐる選挙では「若者が年寄りに負けた!」なんて報道がされていました。
年代別の投票数を見ると「70代」以下では50代の女性を除いて全ての年代性別で賛成派が過半数を上回っていたにも関わらず反対派が勝利したと言う報道は「さも驚きの結果」かのように報道されていました。

しかしながらこの結果も「やる前からわかっていた結果」だと僕は思います。
なぜならば「日本では老害がでしゃばる」からです。

一番「老害がでしゃばる風潮」を露にしているが「年功序列」だと思います。
社会では勤続年数が長い奴ほど偉い、
学生では学年を重ねれば重ねるほど偉い、
結局日本の文化として善し悪しは別として「老害の意見が通る」風習があるのです。

社会と学生と言う枠でくくらなくてもそれは自明です。
例えば某有名私立大学の入学式や卒業式。
式の主役は卒業生とその家族であるにも関わらず何故か大学OBの方が一番良い席に座っています。

例えば有名校の部活動。
卒業して何年もたつOBが「手伝い」や「サポート」と言いながら恩着せがましく合宿や練習に顔を出しに来ます。

式への参列や練習のサポートだけなら良いのですが彼ら彼女らはやがて最前線を退いた身であるにも関わらず経営にまで口を出そうとして来ます。そのくせ経営に口を出すくせに活動を支援するためのお金は出さない輩も沢山います。そして挙げ句の果てには自分たちの立場を脅かすような若い芽を「排他的だ」「歴史を軽視している」などといって「排斥」しようとするのです。別に若い者だって歴史を軽視しているわけではありません。彼・彼女なりに歴史をしっかりと学び、それを踏まえた上で時代に合わせて変えて行こうとしているのです。それなのに一線を退いた”お年寄り”がいつまでも経営にクビを突っ込むのですからそれは変化もしませんよ。変化したら”老害”の居場所がなくなってしまいますし、事と次第によっては培って来たノウハウが全く使えなくなってしまうのですから老害はクビを突っ込んでは躍起になって「改革」を否定したがります。

そういった背景を踏まえると別に選挙だけが老害の手から逃れられるなんてことはまずありえないのも頷けます。


あらゆる業界を浸食する老害の手
何が厄介かと言うとこの「老害」は本当に変化を嫌う事です。
例えば30年間工場に努めて来たベテランのおじさんがいるとしましょう。
現行のシステムは20年前に導入されたもので機会もシステムも劣化してきたので工場のシステムや機会を一新しようと言う意見が出ました。

しかしこのおじさんが老害だと絶対ここで否定的な意見を述べるんですよ。
「今まで今のシステムで上手く行って来た。それを今更変える意味がわからない。」
「変えるためのコストが勿体ないからそのコストで別の事を・・・。」
「もしも今のやり方を変えて上手くいかなくなったらどうするんだ?」

こんなことをしているから日本の生産性はどんどん落ちて行くんです。
日本には古来から大きな「蔵」がありますよね。
あれも今となっては日本の悪習の1つになっているように思えます。

蔵は先祖から伝わって来た古いものを軒並み大事にしまい込むところです。
古いものを後生大事にとっておいてはやがて蔵はパンクします。
それでも日本人は蔵を増築してまで想い出の品々を溜め込もうとするんですよね。

つまり前を向こうとしていないんですよ。
「蔵」に古いものをしまい今で古いものを保全している時間やお金で新しい事に挑戦して新しいものを得られるはずなのにそれをやろうとせずに、今あるものを大事に大事に保存して新しいものを否定的に見る悪い癖があるんです。

「WindowsはWindows XPが最強だったよな!」
「互換性が怪しいからまだXPのままでいいや!」
「Windows10にするお金がもったいない!」

XPっていつのOSですか?
まだXPを使ってる日本企業っていっぱいあると思います。
XPの時代から何年もたっているのにXPが最強なわけないでしょう。
どう考えても新しい物の方が良いです(8は例外かも知れませんが・・・)。
互換性が怪しいからっていつまでも古いの使ってたら時代に取り残されますよ。
XPに出来ない事を出来るようにするために新しいものが生まれているのですから。


老害は早めに排除しないとまずい
インターネットの誕生以来時代が変わりました。
インターネットん時代は「変化の時代」です。

1分単位・1秒単位で世の中が動くようになりました。
今僕がこうして書いた記事も1秒後にはアメリカで閲覧できるのですから凄い事です。

1秒で情報が伝わり変化を産み出せる時代に
「変化は嫌だ。」
なんて行っていたら1日で取り返しのつかないビハインドを背負う事になります。

「古き良き」も大切ですがしっかりと今の時代の流れを見つめて
「古き良き」を大切にするためにどのような変化が必要なのか見極める事が
今後この「変化の時代」を生きて行く上で欠かせないスキルになってくるでしょう。

そんな中でことあるごとに変化を嫌う人(=老害)は邪魔でしかないのです。
「俺の時代はああだった。」
「俺が新卒の頃はこうだった。」
「俺が学生のころは○○だった。」
そんな過去の自慢話はどうだって良いのです。

僕は今を生きるおっさんの背中に痺れて憧れますし、最近よく「日本の未来は若者の手にかかっている」なんて耳にしますが日本の未来を担っているのは若者ではなく、「日本の未来は団塊の世代のおっさん達が今を生きるか過去にとらわれるか」にかかっているのではないかなと思います。


まとめ
変化を求める事は誰にでも出来ます。
前を向く事も誰にでも出来ます。

小学生は幼稚園のころの栄光に捕われず
中学生は小学校の頃の想い出に浸りすぎず
高校生は中学校の頃の実績を鼻にかけず
大学生は常に来年再来年を意識して
そして社会人は社会の向かう矛先を見つめて

過去ではなく今この瞬間を見据えて向かうべき未来に向かって舵を切る事ができるともっと世の中面白くなるのになと思いました。そのためには過去と言う深い海に碇を下ろしているようではダメなんです。絶対に。


【本文の語句の定義付け】
※老害 = 年功序列により優位な立場に立つ変化を嫌う人

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2 comments to this article

  1. eno

    on 2015/08/13 at 09:07 - 返信

    いつも楽しみながら読んでます^ ^

    老害の定義と、老害の発生要因が年功序列であること以外は、概ね同意できます。
    ただ、「日本人は老害体質」というなら、特定の事例の異なる文化圏との比較があると、もっと理解しやすかったかな、とも思いました。

    例えば、さらっと言及してた「いじめ」。
    いじめは日本特有のものではなく、どこ文化圏でもある一定数以上の人間が集まれば、高確率で発生するものだと僕は考えています。
    「いじめの発生要因が、それぞれの文化圏によって異なるという研究結果があります。日本の発生要因は◯◯で、海外は◽︎◽︎。」などと紹介されると、腑に落ちるかな。

    ちょっと調べたら、こんな記事があったので共有します。
    http://www.madameriri.com/2015/07/09/ijime-bullying-in-japan/

    尖った記事量産して、どんどん燃え上がろう!( *`ω´)

    • mokabuu

      on 2015/08/23 at 10:35 - 返信

      確かにな!
      比較対象がごっそり抜けていたわ・・・。

      次から裏付けする数字や事例を提示できるようにするわ!
      サンクス!放っておいても一ヶ月に1回は燃えているのでこれからも燃えますわ。笑

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