言語と文化と言語修得。


怒濤の更新4発目である。
これを書いたらそろそろ寝ようと思う。せっかく朝型になったのにまた夜型に逆戻りしてしまう…。


ってことでさっそく本題に。

【問】権威あるミュージシャンに歌上手だねと誉められました、さてなんて返す?

(Musician) Your are very good at singing!!
( y o u ) ____________________!!

(音楽家)あなたとても歌上手ね!
(あなた)_________。

さあ何いれますか?


英語だったらおそらく真っ先に”Thank you!!”と言うと思います。

それに対して日本語だと「いえいえ、恐れ多いです」って言い回しされるかた多くないですか?


僕は言語は文化に深く根付くものだと思っています。

一貫して英語教育開始の時期を早める事に関して否定して来ている根本的な理由はそこにあります。


bilingualと言う言葉は有名ですが、semilingualと言う言葉を知っている方はどれぐらいいるでしょう?

semilingualとは「2つの言語どっちも中途半端」な人をさします。


僕は自身をsemilingualと定義づけています。
例えば、日本語で賞賛の言葉に応える時に「謙譲的な表現」しますよね?「謙った言い回し」しますよね?

じゃあそれってなんでなんだろう?って考えた時に自分の知識から予想つきますか?


ちなみに僕は古来より日本人の根本に根付く「儒教の教え」から来ているのではないか?と予想しました。

答えは是非皆さん調べてみてください。


すこし回り道をしてしまいましたが、
話している言葉の背景まで知って初めて正しい言葉を選べると思います。

発音が流暢でも日本語L2話者の日本語って時に変なことありますよね?それってたぶん日本文化が浸透していないから適切な語を選べないのだと思います。


先ほどは例として歴史的な背景を持つ文化をあげましたが逆もまた然りです。「うちの彼氏まじでやばいんだよね!」このヤバい、日本の若者間の文化を知らなければ意味がわからないまま終わってしまう可能性高いです。


「同じ文化を共有していない」と言うのは言語コミュニケーションに置いて致命的です。富山県の山奥にすむ92歳のおばあちゃんと渋谷のギャルが会話できるかって言う問題になってきます。

時に伝わらない事もありますよね?だって渋谷のギャルと山奥のおばあちゃんじゃ文化が違うのだから。


本来文化を学ぶはずの国語や社会の時間を削ってまで英語教育を必修かする必要があるのか?また英語教育は英語の教育だけが独立して行われたところで意味があるのか?もう一度言語の仕組みから見直してカリキュラムを一新する必要があるのではないかな?と思います。


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