【S.L.A.】日本の英語教育【受験英語の賛否】


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記事を書くにあたってアイキャッチになるフリー素材を探していたら…。

「これどうみてもNHKのリトルチャロじゃねーか!」

皆さんは勝手にテレビ局(しかも国営)のキャラクターをフリー素材を称してネットにあげないようにしましょうね。笑


どうも!こんにちは!
昨日ゼミで「全国的に中学校2年生を対象に実施したアンケート(Benesseが実施)」の結果に基づき、英語教育を否定したらものの見事に僕の今後の方針と終着点が抜けていて再提出になったマヌケが通ります。笑

ちなみにアンケートはこちらです。

2009年のものなのでちょっと古いですね。


僕が着目したのは一点です。

「Q あなたは、どんな英語の授業を受けたいですか。」と言う問いに対する中学生の答えがあまりにも偏ったものだったのです。

  • 入試に役立つ授業 38.9%
  • 英語が好きになる授業 31.3%
  • 積極的なコミュニケーション能力が身につく授業 13.8%
  • 高等学校やそれ以降の英語学習に役立つ授業 6.4%
  • 言語や文化に対する理解が深まる授業 3.6%

これにつきますよ。
英語って受験の道具以外のなんでもないんです。

日本に今いる外国人TOP4は「中国、韓国、フィリピン、ブラジル」国籍の方ですよ。日本で生きて行く上で英語って必要ないんです。そりゃ話したいとも思いませんよね。

それに真にグローバルな人材を育てたいならば自国の文化や歴史から学ぶべきだと思いますし、何も英語英語しなくても良いのではないかなと思います。例えば、世界で5人に1人は中国人と言われているのであれば中国語を専攻するのも悪くないんじゃないかな?と思います。


結局教育を受けるのは学生なんですよ。誰がなんと言おうが。
「理想の英語の授業ってどんな英語の授業?」って外人に聴いても意味がないんですよ(先学期個人的にアンケート実施しました)。だって授業を受けるのは日本の学生なのに外人が思い描く理想の授業やってどうなるんですか?笑

ましてや僕個人が思い描いている理想の英語の授業が授業を受ける学生が欲しているものでなかったらアウトですよね。完全にただの自己満足になってしまいます。そんな授業家でぬいぐるみに向かって1人でにやにやしながらしていれば良いよ、と。


僕は別に受験英語を悪いものだと思ってはいません。
発音って悪くても良いんじゃないかな?って思っています。いくら発音が良くても言語がコミュニケーションのツールである以上、自分が伝えたい事が伝えられていなかったら限りなくアウトです。

発音が良いって一種の諸刃の剣なんです。
出来ている気になってしまうんですよ。特に発音が良かったり、口語が出来たりしてしまうと、自分が出来ていると勘違いして文法の学習がおろそかになったり語彙力が非常に乏しいままになってしまったりします。


年相応の英語、できてますか?
年相応の文法、年相応の単語を使えますか?


受験英語をやっていれば書く事が出来ます。
書く事が出来れば伝わるんですよ。だから別に躍起になって受験英語を否定する必要ってないんじゃないかと思います。

強いて否定するとしたら受験の英作文ですね。
ミスが無ければ満点は非常によろしくないです。内容で採点するべきなんじゃないかな、と思います(実際にそうしている学校もあると聴きますが)。


言語はコミュニケーションのためのツールである。
そしてだからこそ歴史や文化と深くかかわり合いをもっている。

これが僕の信条です。
これだけは曲げずに研究してきました。しかしながら今回のアンケートの結果で、日本の英語教育において僕の信条がただの理想に過ぎない事を突きつけられてしまいました。


でも冷静にそうなんですよ。
日本にいたら英語なんて入試でしか使わないのだから、そりゃ入試の道具になります。

でもそんな入試の道具が時に英語ベラベラの帰国子女の英語よりも輝きを放つ瞬間って絶対にあると思うんです。

再提出になってしまいましたが締切はしていされなかったので気長に「入試英語を教授する上で、如何に実践に生かせるように入試英語を教授するか」と言う視点から次は先行研究明後日見ようかなと思います。


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