【アカペラ】サークルライブの総評で書いた事〜2016年夏編〜


総評で書いた事
先週末はありがたいことに後輩に誘って頂き
自身の出身サークルの夏のサークルライブの審査員をしてきました!

毎度の事ながらその際に書いた総評を
せっかくなので自身のブログの方にも掲載したいなと思います。

一部僕の出身サークルに限定した話もあるかもしれませんが
読んで共感するところは共感して違うんじゃないかなと思うところは
何かしらの考える機会になればなと思います。


【 ①マイク練について 】
審査員として皆さんの演奏をマイク練から聴いていて
マイク練の使い方が非常に不器用だなと感じるバンドさんが
多かったのが勿体なかったです!

「マイク練で何を確認したいのか?」
を考えられているバンドさんが少なかったように感じます。

誰の音から作って欲しいのか(優先順位)
曲のどの部分をマイクで確認するべきなのか(取捨選択)
曲の1番の魅せどころ前でマイク練を止めてじらす(テクニック)

などもっともっとマイク練にも工夫が出来ると思いました。


【 ②神は細部に宿る 】
演奏の細部までしっかりと神経が行き届いているバンドさんが
少なかったように感じました。

例えば4拍「uh——–」と伸ばす中にも抑揚があります。
4小節「uh———」が続く際には音の動きに起承転結があるはずです。
曲の場面によって「uh———」で表現したい内容も変わると思います。

しっかりとその「uh———」が
曲の何を表現せんとしているのか楽譜を分析して
そのためにはどんな歌いこなしをするべきなのか考えて
そして実際に実行出来ているバンドさんが少なかったのが惜しかったです。

※コーラスを例にとりましたがベースのスキャットやパーカスの音色/ブレス、リードのフェイクにも同じ事が言えます。


【 ③さいごに 】
今回見事にθのステージに乗る機会を勝ち取ったバンドさんと
思うような結果が出なかったバンドさんが居ると思います。

僕自身今ではこんなにブイブイ言わせてますが
執行代最後のコンサートではθのステージを逃しています。
コンサートって嬉しい事、悔しい事、納得いかない事、沢山あると思います。

サークルに行きたく無くなる時、歌を歌いたく無くなる時、そんな時もあるかもしれません。
ただ10000回ダメでも10001回目はきます。
腐らずに「次こそは」と小さな一歩を積み重ねて行く事が合格の秘訣です。

そして合格したバンドの皆さん。
皆さんはK.O.E.を代表するバンドです。

K.O.E.を代表するバントとして恥じぬようバンドの演奏だけでなく日々のサークル活動でも
“サークルを代表するバンドのメンバーである自覚”をもってコンサートを創り上げてください。


おまけ
ちなみに今年のサークルライブのHP凄いです!
IT企業で日夜馬車馬のごとくwebアプリを書いていても
度肝を抜かれるぐらいすごいです!!!

アカペラサークルのwebって進化しているんですね・・・。

http://koe.sfc.keio.ac.jp/16sum/

明らかに大学生レベルじゃないので是非観てやってください。


最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。


コメントを残す