【アカペラ】木を見ず森も見ろ!森を見ず自然を見よ!


木を見ず森を見ず自然を見よ
「木を見ず森を見よ」

これは有名なことわざですね!
多分知らない人は居ないと思います。

「物事の一部分や細部に気を取られて全体を見ろよ」

って意味のことわざです。
さてさて音楽活動をするにあたって
木を見ず森を見ず自然を見よは凄く大切な事です。

ちょうど1年生が2年生に上がるこの瞬間だからこそ
今日は「木を見ず森を見ず自然を見よ」について書きたいと思います。

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木を見ず森を見よ
これは自分のパートだけじゃなくって
他の人のパートの事も考えなさいね
って
メッセージを込めてお伝えしたいです。

例えばボイスパーカッションや
ボイスベースをやっているとバンドに1人の
パートなので専門職になりがちです。

ドラム族(文字通り)とドレミ族(ドレミを奏でる人達)なんて言葉が有名ですが
まさにドラム族とドレミ族に分かれてしまうような事態に陥りかねないわけであります。

もちろんコーラスもドラムのことを
多少は勉強して欲しいと思うのですが
ドラムもドラム用語ばかり使ったり
ドラム目線でしか主張をしなかったら
それは大問題です。

アカペラの大部分はドレミ族なのです。
だからドラムはドレミ族に寄り添うべきです。
逆にコーラスもドラムのことを勉強すべきです。

「コーラスがリズムを作る」

それで?だから?
じゃあなんでそう思うの?
どこでどんなリズム作ってるの?

と、

意地悪な返球が来ても
しっかりと楽譜を指で指しながら
説明出来るように他パート目線でも
(※今回の場合はリズム隊目線)
音学しましょうね!


森を見ず自然を見よ
これはアカペラだけではなく
音楽としてアカペラを見なさいね
と言う意味です。

有名な話だとVox Oneのリズム隊は
共にアカペラのパーカスやベースを一切聴かないと
耳にした事があります。

楽器だったりコーラスだったりを聴いて
彼等なりに演奏したのがVox Oneの演奏の形だそうです。

流石に素人がそれをやるべきとは思いませんが
アカペラをはじめてアカペラばかり聴くようになるのは
ちょっとよろしくない
と僕は思います。

アカペラってあくまで演奏形態です。
アカペラでジャズ・ロック・ポップス等々様々な
ジャンルの音楽を演奏しますよね!

じゃあそのオリジナルを聴きましょうよ。
そこから学びましょうよ。

「ピアノでジャズをやるからピアノしか聴かない!」
「アカペラでジャズをやるからアカペラしか聴かない!」

どうです?


まとめ〜広く音楽として捉えよう〜
木・・・自分のパート

を見ず

森・・・バンド全体(他のパートを包括的に)

を見よ!

そして

森・・・アカペラでの演奏

を見ず

自然・・・アカペラを音楽として音楽全体

を見よ!

これが僕が今日の記事で伝えたかった内容になります。


おまけ
めちゃくちゃ上手いパーカスや
ちょっと巷で有名なリードボーカルや
あの有名なプロのコーラスも全員木です。

ケヤキだったりブナの木だったり
めちゃくちゃ綺麗な松だったりしますが

まあ木であることには変わりありません。


めちゃくちゃ有名な素人アカペラバンドも
あなたが所属しているアカペラバンドも
あの有名なプロのアカペラバンドも全部森です。

プロのバンドはかなり大きな森だったり
木が綺麗に整えられた整備された森だったり
色んな木が生えた雑木林だったり
深い深い樹海だったりしますが
※それに対して素人バンドは小林だったり近所の竹林程度だったり

まあ森には変わりありません。


是非色んな形態の色んな音楽を聴くようにしてみてください!


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