【アカペラ】どうしても採譜したく無いと言う悪い子に僕がオススメしたいアレンジの練習方法!


アレンジのフィードバックください
僕はアレンジのフィードバックを求められた際に
8割ぐらいの楽譜に対して「もっと採譜しなさい」「アレンジをするのはある程度採譜してインプットを増やしてからにしなさい」と言っております。

事実そう思っているので仕方の無いことなのですが
それでも余程採譜をしたく無いのか出来ないのか性懲りも無く僕にアレンジの感想を聴いてくれる後輩も多く居ます。
内心「だからお前採譜したのかよ!」と思いながら楽譜を添削しているのですが僕は今日気付きました。

「あ!こいつまじ死ぬ程採譜したくないんだな!」と。

この性根はいただけませんが
せっかく頼ってくれているからには僕も力になりたいと思うので
採譜をしろと言われてもいつまでも自己流で突っ走る悪い子にオススメの
僕なりのアレンジの練習方法を紹介いたします!



○○○○○○だけで編曲する
はい!

自由に編曲してください!
出来れば「5声」「5声+パーカス」が良いでしょう。
ただし条件があります!

リードとベースは何をやっても良いですが
コーラスは全音符の「うーコーラス」以外禁止です。
休符も許しません。

常に全音符で4拍「うー」と伸ばし続けてください。

○○○○○○ = ロングトーン
になります!


なんの練習なのこれ?
まずはコーラスの和音の変遷だけで盛り上がりを作る練習です。

トップコーラスの音の上下や
和音の構成音どうしの距離や
音の被りなどで

如何に盛り上がり盛り下がりを作るかの練習になります。

そしてそれと同時にしっかりとベースパーカスのリズムが見えていないと
コーラスが全音符しか無いのでリズムが作れなくなります。

「ベースは作れないので・・・」ではアレンジが出来なくなるわけです。

さあ!頭を捻って全音符の「うー」だけでいつものように3分〜5分ぐらいの尺の楽譜をつくってみなされ!!!
オシャレ和音の使用は許しますが出来ることならばオシャレ和音も使わずにスタンダードなドミソの和音の展開だけで勝負出来たらホンモノです。


まとめ〜とは言え採譜はしようね〜
とは言え採譜は絶対にしてください。
切実に。

別にアカペラの採譜じゃなくても良いです。
楽器の楽譜の写譜でも良いでしょう。
なんでも良いので良質な楽譜を写してみてください。

採譜や写譜をせずに編曲するのは
微分積分を解くのに1度も微分積分の解法を写したことが無いようなものです。
そんなんでいざ問題を解くとなったときにとけますか?

たった1個2個採譜を行っただけで編曲するのも早いです!
微分積分の問題を2個しか解かないうちに入試に突入しないでしょ?
僕は突入して一浪しましたが☆

インプットが不足しているのですから出来るわけが無いのです。

今日はとっておきの練習法を紹介しましたが、
是非採譜を行うことの大切さ(採譜が出来なければ写譜でも良い)を
忘れないようにしてください。

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