先日久々に母校の近くのダイニングバーに呑みに行って来ました!
その際にご無沙汰していた後輩と久々に呑むことが出来たのですが
「(Vox Oneアレンジの)Lovin’ Youってロマンチックじゃないですか?」と後輩から質問されまして。
事実このアレンジは非常にロマンチックです!
ただ構成そのものがロマンチックと言うよりは僕はこの楽譜は細部にロマンチックが宿ると思うのです。
そこで今日はアカペラーならではのロマンチック萌萌ポイントを紹介したいと思います。
冒頭に「ラ♭ソファソラ♭ドー」の部分ありますよね?
このインストでのフレーズが実は再登場する場所があります。
その再登場する場所を探してみてください。
そして聴き比べてみてください!
さあ!気付きましたか?
気付いてしまいましたか?
表題の通りイントロの部分と同じメロディーを
ここでは入れ替わりで別々の2人組がデュエットしているのです!
これって凄くロマンチックじゃないですか?笑
topと3rd
2ndと4th
2ndと3rd
topと4th
の順番で全男女のパターンが登場します。
これはアカペラーならではの萌萌ロマンティックポイントですッ!
さて。
次は同箇所のスキャットに注意して聴き比べをしてみましょう!
イントロ部分では「う」母音で歌われていますが
デュエット部分では「あ」母音で歌われております!
しかも!トムまで「どぅーだー(ラ♭レ♭)」って歌っているじゃないですか!
「う」母音の時に比べて
「あ」母音になったことにより広がりが感じられます。
それにしてもここまで5声全員がはっきりと「だ」って歌っているのってこの手のアレンジでは珍しく感じます。
※特に最近のSing-Offの傾向等見ていると尚更そう感じます。
ここで「んだー」と歌う際の「ん」がリズムを作る鍵になっていると僕は思っているのですがその話はまた今度。
僕はロマンチックはこのような気をつけて聴いて初めて気付くような細部に宿ると信じております。
ってな感じでLovin’ Youの男声リード直前の男声リード直前の間奏部分のロマンチックについて語ったところ真顔で「そこじゃねーよ!」って顔されました。笑
ただ僕はこういうアレンジに隠されたこだわりこそが
アカペラアレンジの醍醐味であり、魅力であり、美しさであり、素晴らしさであると思っていますッ!
故にまたこんな感じでマニアックな記事を書けたら良いなと思います。笑
とりあえず皆さん騙されたと思ってLovin’ Youのイントロと間奏部分聴き比べてみてください!
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※lovin’ youのメロのハイハットへの分析とこだわりを書いた記事です
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