【アカペラ】僕が思う最強のワークショップの作り方


ワークショップは難しい!
どうもどうも!お疲れ様です!
いつもお世話になっておりますmokabuu.comです。

さてさて。
新入生が入って来るこの時期。

先輩として新入生を迎え入れるための技術力強化のワークショップ

新入生にアカペラに慣れ親しんでもらうためのワークショップ

この3月4月5月6月ぐらいで
色んなワークショップが行われるのではないかと思います!
そこで今日は僕が思う最強のワークショップの作り方について
記事を書きたいと思います。

557d01fd11a704e13be1473e4821663c_s


1.対象者を切り分ける
まず誰がワークショップの対象者になるのか
しっかりと切り分けを行う事が大切
だと思います。

  1. その道に精通したプロフェッショナル向けのワークショップ
  2. 幅広く色んな人に受けてもらいたいワークショップ

これだけでコンテンツも大分変わって来ます。
前者であれば専門用語をガンガン使って
自分が持っているノウハウを出し切るレベルで話すべき
ですが

後者では出来るだけ専門用語は使わず
巷の高校生を捕まえて来て聴いてもらっても
楽しんで興味をもって聴いてもらえて、かつ、
内容を理解してもらえるようなコンテンツにすべきです。


2.皆が使うノウハウから優先付ける
次にワークショップでは
より多くの人が触れる部分から優先付けて
解説を行うべき
だと僕は思っております。

例えば世の中全般的に見ると
ボイスパーカッションを演奏する人よりも
圧倒的にボイスパーカッションを聴く人の方が多い
です。

そこで

  1. パーカスを聴く時に注意して聴くべきポイント
  2. パーカスに要望がある時にオススメの伝え方


を紹介するほうが「音の出し方」よりも余程役に立つのです。

しかしながら多くの人が興味を持つのは
何故か音の出し方であるため(使い道が無いのに…)
こういったコンテンツをどれだけ興味深く
楽しんで取り組める内容にして落とし込めるかが
ワークショップ講師の腕の見せ所
なのではないかなと思ってます。

後は興味をもって聴いてもらえれば
より多くの人にとって実用的な内容から優先付けて
伝えているのでワークショップの効果は出やすいはずです。

仮にパーカスの音の出し方をレクチャーすれば
聴いた人はその時は満足かも知れませんが
長い目で見ると音の出し方よりも実用化できて
日々の演奏に還元出来るパーカスに対する知識って
絶対に他にありますしそっちをレクチャーした方が
ワークショップ参加者にとって”直接的な価値”が出ると僕は思うのです。


3.笑いどころを必ず用意する
対象者をしっかりと切り分けて
その対象者の中で大勢が使うノウハウから優先付けてワークショップを行うだけで
相当ためになるワークショップになると思います。

が、

もうワンステップ上の講義を行うために
「笑いどころを用意」してほしいなと思います。

人はどれだけ自分が興味のある内容でも
講師が話しっぱなしの状況に置かれたら
せいぜい60分で集中力が切れます。

なのでハンズオン形式のコンテンツを用意するなり
笑いどころや盛り上がりどころをつくって
適度にリラックス出来る環境があると良いなと思います。


余談
またたまにパワポに文字ばかりのスライドを出して
ひたすらに喋る形式のワークショップ等もあるのですが
僕はパワポの文字は最小で24ptだと思います。

と、言うより絵とキャッチコピーだけで充分。
逆にコンテンツを盛り込み過ぎると
何が重要か分からなくなってしまい逆効果です。

しっかりと優先順位をつけて、
講師自身が「何が大事で何を伝えたいのか」絞れていないと
ソムリエがオススメのワインを聴かれた際に
「当店のワインは全部美味しいです」
と言ってメニューの端から端まで全て紹介しているような講義になってしまいますよ!


最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。


コメントを残す