【アカペラ】先輩は「教えるな!」後輩は「教わるな!」〜教え合いが成長の機会を奪う話〜


こんなことないですか?

先輩にベース教わったんです!
スキャットの使い方とかベースの組み立てとか!

「・・・。」

「え?」

「さっきとは違う曲で教わったことを実践みろ?」

「うーん・・・。」

「わかりません!」

どこでどのスキャット使うべきなんですか?

○○な風に歌いたい時は
教えた貰ったスキャットの他に
どんなスキャットがあるんですか?

わかんなくって「?」が浮かぶうちは“まだマシ”です。

酷いと「?」すら浮かばなくなります。

なのでひとり立ちした途端に
お粗末な演奏をしたり伸びなかったりするんです。

結論から言ってしまうと・・・

先輩に教えてもらいたいのであれば
教わるのではなく自分の考えが正しいか
確かめる「相談」をしましょう!


先輩は後輩の将来を考えろ!
これは先輩に責任があると僕は思っています。
先輩が“気付かせる”のではなく“教える”からこうなるのです。

もちろん後輩にだって問題はあります。

“先輩の言いなりに歌って、
できるようになって気になっている”

から結局何も出来るようにならないのです。

教えてもらった数曲だけは
できるようになったように聴こえるかも知れません。

でも上手くなったかなってないかで言うと
結果的に実は上手くなっていないのです。


教わると寧ろ将来的に伸びなくなる
寧ろ毎回教えてもらうと、
自分で考える癖がつかないのです。

何故そうなったのか考えて理解する機会を奪われるので、
問題に直面した時に自分で考えて問題解決出来ず、
結果教えてもらわなかった人の方が大器晩成したりする
のです。

正直なところ僕は
自分たちが演奏している楽譜について語れないバンドに
バンドクリニックなどしたくないです。

だって彼らはまだ何も考えていない

のだから。

僕があれこれ話すことで彼らから考える機会を奪ってしまいます。


まとめ

自分で考えることが大事なのです。

じゃないといざと言う時に自分で考えられないです。

自分で考える時間の方が
人から教えてもらう時間より長くなります。

人はお風呂に入っている時も家まで歩く時も
常に人は考えることは出来るのですから。

そんな莫大に与えられている考える時間で
自分が直面している課題を主体的に見つけて
考えられない人やバンドは当然結果なんか出せるはずもない
のです。

先輩に教えてもらいたいのであれば
教わるのではなく自分の考えが正しいか
確かめる「相談」をしましょう!


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