皆さん!お久しぶりです!
物凄く久しぶりにpentatonixの記事を書いております。今回の主役はpentatonixで1番のスーパーアカペラーと言っても過言ではない彼。
そう!
アイキャッチのダンディーなおじさん、アヴィです!
彼のマイキングが物凄かったので紹介したいと思います!!!
ベーシストのマイキングは数種類あります。
①鼻につける
②口につける
③その間(上唇等)につける
ベーシストは通常エレキベースの音などを表現するために”Dm”なんてスキャットを使ったりします。”Dm”と言った事がある方はわかるかと思いますが、”Dm”と言うためには口を紡がなければなりません。つまり音はハミング同様鼻から抜けて行くことになります。なので通常のベーシストは「鼻」にマイクを当てるのです。
それが少し上級者になってくると”Ba-bababa-baba-bababa-“などなどオシャレなことをして遊びます。
この”Ba”と言った事があるかたはわかるかと思いますが、”Ba”と言うには口を開いて口から声を出す他ありません。なので口にマイクを持って行きます。またアカペラの醍醐味、歌詞を歌ってハモる”字ハモ”も口から音を出すので口にマイクをもっていくことが多いです。
更に更にベースのリフの中にリムショットやハイハットに近いミュート音を入れる際も口にマイクを持って行く必要があります。
なのでテクニシャンは口と鼻両方に対応した”上唇型”が多いのですが、Aviはテクノと言うジャンルを理解してなのか斜め上のマイキングをしていました。
完全に入っちゃってます。
もはやしゃぶしゃぶしています。
黒い太いのしゃぶっています。
これはどういうことか?
僕なりの解釈でAviが何故お口でマイクを加えていて、これの何が凄いのか説明してみたいと思います!
※素人の戯れ言なので実際の意図は違うかもしれません。
Aviは稀に鼻にマイクを持って行く事もあります。
が通常は口に当てていて、「ここぞ!」と言う時にマイクを咥えます。
マイクを咥える理由は簡単です。
近接効果(簡単に説明するとマイクが口に近いほど低い音拾うよ!)で音を重く大きくするためでしょう。僕もベースをする時はよくやります。
しかし口に持って行く理由!
これこそがAviの凄みなのではないかと思うのです!
「テクノのベースだから!」
テクノと言うのは音楽の性質上シンセサイザー等で音を打ち込む事が多いです。その時4つ打のリズムにあわせて鍵盤で音を打ち込んで行くためエレキベースで演奏した時のような「減衰」が無いのです。つまり”Dm”と言ってしまうと”Dm”と言ったその瞬間から音が小さくなっていってしまいます。これはテクノの性質上あまり良い事ではありません。
そこで口にマイクをつけて”Do”と言う事で減衰させずに一定の音量でシーケンスのように綺麗に音を並べる事が出来ているのではないかと僕は考察しております。
例えばこのフレーズを”Dm”と”Do”で歌い比べてみてください。
圧倒的に”Do”の方が減衰が少なく無機質になるかと思います。それが狙いなのではないかなと。そしてマイクを口の置くにいれることで喉の音もしっかりと入り重くて無機質なテクノベースが出来上がってるのではないかなと思います。
普段はあまり注意して見ないマイキングでも色々隠されていて楽しいものです。
是非いろんな動画で色んなマイキングを見てその理由を考えてみてください!楽しいものですよ!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。
2 comments to this article
eno
on 2015/03/17 at 07:56 -
めっちゃ入っててワロタwww
mokabuu
on 2015/03/18 at 01:25 -
がっつりだよなwwwwww
今度K.O.E.が誇るスーパーイケメンベーシストの彼にもやってもらおう。笑