【自動車免許取得】自動車学校の教官の雑談禁止は本質的ではない?


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僕の大好きな教官は嫌われ者?
僕は合宿で免許を取りました。

すると1日3時間ずつ自動車に乗る事になるので所謂「推しメン」ならぬ「推し教官」が出来てくるわけです。僕は基本的に教官は厳しい人も面白い人も皆好きだったのですが中でもKさんと言う教官とは波長が合いました。

しかしそのKさんは「雑談が多い」かつ「ちゃんと教えない」と言う理由で他の教官からあまりよく思われていないと言う話を耳にして少し残念な気持ちになりました。



雑談は禁止!
自動車学校の教官は「教習中の雑談は禁止」だそうです。

「教習中」は言わば「職務中」であると考えれば当然でしょう。全ての車の車内には録音機と防犯カメラらしき機械が取り付けられておりました。車内は密室でもあるので、教官と生徒双方の安全のためには当然の処置であると思います。ちなみに録音機と通じて「雑談」は全て監視されているそうです。


誰のための雑談なのよ?
「職務中」と言うことを差し引いても僕は「雑談禁止」の意味がわからないのです。

僕が大好きなK教官は何故僕と50分間雑談しているのでしょうか。答えは1つだと思います。僕の緊張をとくためでしょう。

路上で車を運転する時には常に自分と他者の命を危険に晒し続ける事になります。操作を1つ誤れば死に至ることだって稀ではないのです。そんな危険に身をさらした環境で緊張したまま車を運転したらどうなるでしょうか?恐らく視野は狭くなり判断は鈍ります。雑談は、集中力を分散させることで生徒をリラックスさせようとしてる教官の優しさだと思います。


初対面の人間と密室に50分
私利私欲のための「雑談」は当然禁止するべきでしょう。
雑談すれば多かれ少なかれ生徒の集中を削ぐことになります。
それでもそのリスクを負って尚生徒の緊張を研ぐための雑談ならば有効だと僕は思います。

見ず知らずの初対面の人間と密室に50分間いることになるわけですし、教官と生徒はお互いにお互いの命を預かり合っている関係とも捉えられます。いざと言う時に教官が補助ブレーキを踏みそびれたり、指導を失敗したら2人は仲良く死に至ります。逆に生徒が補助ブレーキや補助ハンドルを必要とするような危険な運転をすれば2人は死に至ります。

2人の間には当然信頼関係が必要なのです。
そしてそんな信頼関係を築くためにも「雑談」は有効な手段なのではないでしょうか?


まとめ
「教官は職務中に雑談すべからず!」

凄く当たり前の事ですし、理解もできますが、時と場合に応じては「雑談」も大事なのではないかなと思います。少なくとも僕はK教官の雑談のおかげで「教官との間に信頼関係がうまれ」「緊張をとく事」が出来ました。

運転ミニ知識でも、道路や街の耳寄りな情報でも、異性の好みでもなんでも良いのです。雑談は相手の人となりを把握する上でも効果的だと思いますし、それでそれに応じて自分に合わせた指導法をしていただけるならば僕は雑談大歓迎です。


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