子供の発育〜長所があればなんでも良い〜


バイバイもぱちぱちもできない息子

どうも!こんにちは!

息子は1歳なのですが、未だにバイバイもぱちぱちもできないです。いや、一瞬だけできる時期もあった(1週間ぐらい)のですが、飽きてしまったのかやらなくなってしまったのです。

最近は「こんにちは」のペコリと、ボールを地面に叩きつけてバウンドに合わせて踊るのがブームのようです。

ただ、1歳児検診や1歳半検診のチェック項目みると「あれ?うちの子できてないけど大丈夫かな?」と心配になりますよね。僕も心配になります。

なので、自分のためにも、同じく心配になっているパパ友のためにも、僕の考え方を文字で残せればなと思いました。


何に対して大丈夫か心配になっているのか

そもそも「うちの子できていないけど大丈夫かな?」って「何に対して大丈夫かな?と心配になっているのか」整理するところから始めてみました。

他の子ができていることができないことで生きづらさを感じないか、生きていく上で不自由しないか、が心配になっているのが僕の深層心理です。生物学的には僕の方が寿命を消化しているので僕が先に居なくなる可能性の方が圧倒的に高いわけで、やっぱり息子には不自由なく生活できるようになってほしいわけです。

じゃあどうやったら不自由なく生活できるのか?

色々あると思いますが僕は1つは「仕事の対価として得られる報酬」だと思っています。お金があればお金で解決できる問題は解決できます。お金があれば幸せ、は間違いだと思いますが、お金が便利な問題解決の道具であることは間違い無いです。


息子が得意なこと

そう考えた時に1歳で「パチパチ」「バイバイ」ができないことで将来就職できないことにはつながらないので、僕の心配は取り越し苦労だと言えます。

別に「ママ」や「パパ」と言えなかったからと言って、生きていく上で困ることはないです。なんなら僕も「ママ」や「パパ」と言う言葉を自分の親に対して使ったことはないです。言葉があることを知っている程度です。うちは「お母さん」「お父さん」家庭だったので。

それ以上に息子には得意なことがあります。物を投げることです。

子供のもの投げには賛否両論ありますが、僕は他人に怪我をさせない限りは、ボールなど決められたものであれば、どんどん投げさせて良いと思っています。最近はバスケットボールのシュートもできるようになっており、どんどん成長が止まらないです。

例えば、僕が心配していた「仕事の報酬」の面では、球を150km以上の速度で決められたところに投げられればプロ野球選手を目指せます。だったら本人が大好きで得意な球を投げることを伸ばす方が、自分も息子も楽しく、日々の成長を楽しめるのではないかと思っています。


ジェネラリストではなくスペシャリストへ

人事に関わる人間だからこその視点かもしれませんが、日本の教育は「ジェネラリスト重視」のように感じています。教育の先にある社会がそうだったからだと考えています。

一方でジョブ型雇用が囁かれる中で、明らかに近年はスペシャリストへの需要が高まっています。先程例に挙げた野球も同様です。先発完投の考え方は薄れ、ピッチャーも分業制が主流になっています。ただ投げるのではなく「中6日で6回を3失点以内・できれば7回を2失点以内で投げる」と言う「先発投手」としての条件が明確かされつつあるのも事実です。

なので僕は「できないことがあっても良いんじゃない?」と考えるようになりました。

我が家は大学受験では国立受験が絶対条件だったため、まさにジェネラリスト教育(5教科7科目で一定のパフォーマンスを発揮することが期待される)でした。それ自体が間違っていたとは思いません。実際にセンター試験7科目平均で8割9割の得点を目指す過程で教養が養われました。

でも、日本史や化学の内容を覚えているかと言うと覚えていないです。ネットで調べた際に「あーそうだったそうだった!これがこうだからああなるんだ!」と思い出せるので完全に無駄だったとは思いませんが、覚えていないのも事実です。

一方で僕が日々仕事で使っている「英語」「人事」「プログラミング」「ネットワーク」などの知識のうち殆どはセンター試験では学んでいなかった内容です。大学入学後〜社会人経験の中で磨き上げていったスキルになります。

でもこのうちプログラミングは中学の授業で習って以来の趣味でした。たらればになりますが、センター試験の勉強を一切せずにプログラミングだけを突き詰めて、サービスをローンチしていれば今は億万長者になっていた可能性もありますよね。スペシャリストとしてAO受験する道もあったかもしれません。

たらればなのでどちらが良かったのか断定することは無理ですが、スペシャリストと言う道も開けていく時流にのって「みんなが出来ているのに出来ないこと」を不安視するのではなく、「息子だけができるすげーこと」に目を向けられるパパでありたいなと思います。


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