Luxury Card – Black Cardをコロナ禍で１年間使ってみた感想

Luxury Cardを１年間使ってみました

昨年３月に発行したラグジュアリーカードのブラックカードを１年間使ってみました。

途中で子供が生まれるなど、ライフイベントが重なったこともあり、上手く優待を使いこなせなかった点も多々あるのですが、一児のパパとしてラグジュアリーカードを使ってみた感想を記したいと思います。

【レビュー】ラグジュアリーカード（ブラック）を発行してみた〜自粛期間に得られるメリットあんの？〜

バーの優待が強い！

様々なブログやYouTubeで紹介されているとおり、バー優待が最強でした。

友人と２人でザ・キャピトルホテル東急さんの中に入っている、ザ・キャピトルバーに呑みに行ったのですが、優待を使い、匠（JOHNと読むらしい）と言うスパークリング日本酒とカバーチャージがサービスになりました。

夕飯を食べずに行ったので、ポテトとナッツを頼んで摘みながら２時間ぐらいお邪魔したのですが、なんと金額はトータルで2000円強。これだけで年会費の10〜20%ぐらいは元が取れた計算になります。

お席も窓際の席に通していただけたので、（妻帯者の男２人というなんとも言えない状況ではありましたが）ゆっくりとお酒を呑みながら思い出話を楽しむことができました。

コンシェルジュサービスが便利

コンシェルジュサービスが非常に便利です。Black CardとGold Cardはメールでコンシェルジュに依頼ができるため、長々とした要件（予算100,000円で乳幼児OKの飲食店で個室があって当日お花の手配をしてもらえて駐車場もあって…など）の依頼が非常に便利です。

電話でなが〜い要件を伝えて復唱してもらうと電話が長引くだけでなく、何がなんだかわからなくなってくるので、メールは正義だと思います。

2020年は実際に以下の要件でコンシェルジュを利用しました。カッコ内は特別に伝えた要件です。

妻との記念日の食事の手配（妊婦に配慮されたメニュー＆ラグジュアリーリムジン）
両親の結婚記念日のお祝い（妊婦に配慮されたメニュー＆花束）
妻の誕生日の花束の手配（黄色を基調にしてほしい＆当日の午前中指定）
息子のお食い初め（個室＆サービス重視）

実は妻の誕生日の花束を依頼した際に、午後になっても届かず、誕生日当日なのに花束を待っていて外出できないトラブルがあったので、息子のお食い初めの時は「一生に一回のお食い初めの儀式なのでサービスを最重視してください」と伝えたところ「東京芝とうふ屋うかい」さんを手配いただけました。

ラグジュアリーカードならではの優待がなかったのが残念な点ではあるものの、お店のサービスも手厚く、部屋も景色の良い角部屋を手配いただき（しかも角部屋なので隣の部屋への息子の泣き声が比較的気になりにくい）大満足でした。

息子を寝かせるための籠もご用意いただき助かりました。
お食い初めの儀式もお店がしっかりと進行してくださり、スムーズに、息子が上機嫌なうちに無事に終えることができました。

我々、両親のご飯も、鍋物など乳児にとって危ないお料理は、少し離れたところに置いてくださり、「サービス重視」だった我々にとってとても満足の行く結果になりました！

デメリット＆気になる点

一方で、優待サービスが小さな子供がいる家族には不向きな点はどうしても否定できません。

バーや美術館の優待は子供が同伴では使えませんし、小さな子供がいる以上、コロナ禍で積極的にバーや美術館に行こうとは思えないためです。自宅にワインを取り寄せられる魅力的なサービスもあるのですが、乳幼児のお世話をしながら夫婦でワイン、は我が家では少し厳しそうです。

dTVなどのサービスもありましたが、年会費100,000円を払うのであれば、自費でdTVに入ったほうが安いので、年会費100,000円のカードの優待としては不足していたように感じます。かつ、小さな子供のことを考えるとDisney+（ドコモの優待で年会費無料）のほうが有り難かったです。

ただ、これすなわち、Luxury Cardのメリットが無いわけではなく、私の生活がLuxury Cardのターゲット層から外れてしまったことが原因なのだと思います。確かに独身＆子供がいない頃は、友人とバーに行ったり、映画をみたりすることも多かったので、当時このカードを持っていれば間違いなく人生が豊になっていたと思います。

なので、小さなお子さんがいる家族には優待が使いにくい、と言うだけであって、お酒が好きでお仕事後の行動が制約されないような方には素晴らしいカードになると思います。