この記事の趣旨
僕は片付けが嫌いです。提出物も締め切りに間に合えば良いと思っています。
ただ、父にも妻にも、全くこの考え方が分かって貰えないのです。
なので!今日は自分を正当化するためにこの記事を書きます。僕と同じく片付けは嫌いだし、提出物も締め切りに間に合っていればなんでも良いと思っている方は、親や先生に怒られた時にはこのブログを見せてください。
少なくとも「そんなんじゃ社会人として生きていけない」というコメントは
理由は僕が社会人として生きていけてるからです。笑
片付けが嫌いな理由
デスクトップ
僕はIT業なので、まずはパソコンの中身のお話からすると、原則全部のファイルをダウンロードフォルダからデスクトップに置いています。例外は、お客さんに画面をお見せするときで、この時ばかりは投影されるとマズいファイルもあるため、画面投影用に映っても良いフォルダを作り、逆にそこしか映らないようにします。
共有フォルダではなく、個人の環境にも関わらず、フォルダを丁寧に分ける潔癖な方がいますが、僕は全く共感できないのです。PCの検索機能は何のためにあるのでしょうか?
ファイル数や端末のスペックにも依存しますが、ファイル名と作成日時と最終更新日時が大体で良いのでわかっていれば、ファイルなんて数十秒もあれば検索できますよね。「数十秒待てない時ってどんな時でしょうか?」と僕は思っています。
デスク
ついでに僕はデスクも汚いです。新卒の頃から先輩や同期に怒られていますが、これもあまり改善する気がないです。改善しないうちに怒られない立場になりました。
もちろん、これも例外はあり、重要書類は必ず鍵のかかるロッカー等に片付けますよ。
でも、ぶっちゃけ無くなっても困らないものは片付けないです。むしろ片付けない方が良いと思っています。僕は探し物が大の苦手なのです。引き出しにしまった瞬間にどの引き出しの、どの位置にしまったか分からなくなるのです。
だからこそ、机の上に全部散らばしておくことで、可能な限りファーストビューで目につくように物を置いています。机の上だけくまなく探せば確実に探しているものが出てくるようにしておけば、1箇所に集中できるので負担が減ります。「机の上になければない」が結論になるので。
「すぐにやれ」が嫌いな理由
次に僕は「夏休みの宿題を初日に全部やるタイプの人」と「絵日記を毎日描かせるタイプの人」が苦手です。いや、勝手にやってくれれば好きも嫌いもないので良いのです。そのスタイルを人に強制する人が苦手です。
簡単なエクササイズです。
紙の真ん中に線を引いてください。左がアルファベット・右が数字の枠です。左右にABCDEFGHIJと0123456789を交互に先頭から書いていってください。
A | 0 |
A B | 0 1 |
ってな感じで書き進めていってください。最後までかけたら今度は、先にアルファベット、次に数字を全部書いてみてください。
A B C D E F G H I J |
こんな具合で書き始めてください。
これ、後者の方が書き終わるまでのタイムが良いはずなんですよね。潜在的に人間がマルチタスクに向いていないという有名な実験なんです。
これと同じで、例えば絵日記であれば、絵と文章を交互に書くのは本来人間が得意としていないタスクなんです。なので、一気に文章だけ書くか、絵だけ書いてから、片一方をまとめてやった方が効率が良いはずです。
そして、絵日記に限定せずに、算数(数学)と国語など、教科が異なる場合は尚のこと1教科だけまとめてやった方が効率よく宿題が終わるはずです。頭を切り替えないで良いので楽です。
なので、最終日から教科数で逆算して、1日1教科潰す計算をして僕は取り組んできました。親や教師には宿題の意味やら何やら説かれて否定されましたが、僕は宿題の目的は終わらせることだと思っています。終われば何でも良いのです。宿題をやったとしても学力が上がる保証はないので、確実に学力を向上させたいのであれば、宿題なんか出さずに夏休み明けに赤点ありのテストを用意すれば良いと思います。
やったらやりっぱなしで良い
僕は常に私生活でも以下の4象限で物事を考えています。
優先度 低 | 優先度 高 | |
緊急度 高 | B | A |
緊急度 低 | D | C |
そして、A > B > C > Dの順に手をつけています。
この優先度は常に変わり続けるものであり、少し手をつけたことでAがCになったら、それは放置して次のBに着手しています。緊急度が低いので、放っておいてもしばらくは問題にならないからです。
一方で、Dだったものが期日が迫ったことでBになれば、そのタイミングで着手するようにしています。CからAも同じ理屈です。
例えば受験の願書。締め切りが近づけばAになりますが、別に出願開始日に送る必要はないので最初のうちはCだと思っています。これを「早くやれ!」って言われるのは納得がいかないですよね。
僕はこれだけ割り切って、例えば何かがやりかけになったとしてもAとBを確実にこなしているからこそ、マルチタスクが得意と自他共に認められているのだと思います。
ちなみに余談ではありますが、同じAが大量にあって、全部終わらない場合は「自分がこれをやらなかったらどうなるか?(≒同じAの中で優先度を比較する)」ということをしています。
ギリギリまで宿題をやらないのも机が汚いのも個性!
僕は人に迷惑をかけない限りは、OKだと思っています。
提出物が期日を過ぎると人に迷惑がかかるので、期日が超過するのはNGですが、期日内であれば初日だろうが最終日だろうがOKだと思っています。最終日に提出が殺到すると困るというのは向こうの理屈なので知りません。じゃあグループで区切るなりして、絶妙に提出日ずらしなさいよ…と思っています。
机の上が汚いのも汚いと思っているのは他人なので、自分が使いやすければそれが一番大事なのではないかと思っています。ただ、虫が湧いたり、積み重ねているものが崩れたりすると、周りの人にも不快感を与えることになるので、線引きは重要ですが…。僕は探し物をするときに1箇所探せばOKというのがポイントになると思っているので、机の上に私物放置NGの場合は、ロッカーか引き出しに全部まとめて物を突っ込んでおけば良いと思っています。
そしてそして!マルチタスクのコツは
優先度 低 | 優先度 高 | |
緊急度 高 | B | A |
緊急度 低 | D | C |
の表を作って物事を整理して、A > B > C > Dの順に片付けていくことだと思います。AがCになったら放置するのも別に悪いことじゃないですし、僕は良いことだと思いますね。最後までやりきれと怒る人もいますが、怒る人がいること以外には実害はないはずです(実際の損失が出る場合はそれは緊急度を見誤っているわけでC・DではなくA・Bなのだと思います)。
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