【アカペラ】１時間以内にバンドメンバーのためにテーマソングを作詞作曲することは出来るのか？

挑戦したのは「あつたろう」と言うバンド

こんな~~阿呆な~~壮大な挑戦をするのはやはりこのバンドしかない！
以前雪やこんこを１０分間歌い続けられるか肉体検証をした「あつたろう」と言うバンドに結成当初から募集をかけていたコーラスメンバーが加わったので彼の為に彼のテーマソングを作る事にしました！

今回の制限時間は６０分(授業１コマ分)！
果たしてどんな曲が出来たのか？！？！？！

※リーダーのあつたろうが遅刻して来たため本来９０分の作曲時間が６０分に大幅カットとなりました。

難航する作曲！集まるまでに一苦労！
実はこの「あつたろう」は今学期から結成された即興音楽ユニットで毎回スタジオで成果物をレコーディングしているのです。そんな我々が使っているスタジオには備え付けのマイクが２本しか無いためいつも僕とベースのあいらがマイマイクを持参しているのですが、新メンバーが来る今日にかぎって彼なんと「マイク忘れた。」とか言うのです。

おかげさまで僕はダンジョンに潜入して伝説のマイクを探すことになりました。作詞作曲をするためには他人の部屋に不法侵入しなくてはならないのですね。僕はちょっと作詞作曲と言うものをなめていたようです。

さてさて。
歩く事１５秒。同じマンションに住む友人の部屋の前にやってきました。いつもはお酒片手に開いているドアも今日はなんだかゼルダの伝説に出てくるダンジョンのように見えます。きっとこの中にガノンドロフがいるのでしょう…。

扉の前で１０秒ぐらい立ち往生しましたがこの時点でバンドの練習に遅刻ギリギリだったので大人しくダンジョンに潜入することにしました。

実に本人に無断でダンジョンの撮影。
名所に来たからには記念に写真を撮らないと帰れない僕はもう立派なブロガーのようです。たぶん彼はこの記事を見るまで部屋の写真が撮られたことなんて気付きもしないのでしょう。

定番のベッドの下のエロ本チェックをしつつ部屋の中を探すこと１分。早くも見つかりました！

彼のマイクSHURE BETA 58aです。
ちなみにこの写真を彼に送ったらめちゃくちゃ怒られました。

小さな人間です…。

とは言え幻のマスターソードを手に入れました！

この青白い輝き間違いなく本物です。

僕のマスターソードと並べて大切に彼の元へ運搬させていただきました。

難航する作曲！集まってからも一苦労！

新入社員のむさし君が撮ってくれた写真です。
今回はこのむさし君のテーマソングを作ったのですが、如何せん我々は即興演奏を目的に集まったグループなので歌詞も旋律もその場で１から作ってなんぼです。とりあえず即興演奏するためには即興演奏するための曲が必要！そんな曲の歌詞を考えるために彼にインタビューをするところから始めました。

CEOあつたろう
「むさし君。君の長所を３つあげてください。」

むさし君
「よく寝る・よく遅刻する・挨拶がいい。」

そりゃよく寝たらよく遅刻するでしょうし、遅刻したら余程人格破綻していない限り謝罪と挨拶ぐらいはしっかりするでしょう。ちなみに「挨拶がいい」と言う日本語を聴く限り彼は日本語も不自由なようです。あつたろう人事部の新規採用は相当終わってるようです。

とりあえずむさし君の長所を元に１番の歌詞を考え、２番の歌詞を考えるためにむさし君にもう一度同じ質問を投げかけます。

CEOあつたろう
「むさし君。君の長所を３つあげてください。」

むさし君
「…。」

どうやら彼は本気で「よく寝る・よく遅刻する・挨拶がいい」が自分の長所だと思っているようです。ここまでくるとあつたろうの人事は逆に凄いのかもしれません。たぶん後にも先にもここまで期待値が低いコーラスが網にかかることは無いと思います。しかたがないのでCEOのあつたろうが質問を変えました。

CEOあつたろう
「むさし君って彼女はいるの？」

むさし君
「いっぱいいますよ！」

CEOあつたろう
「自分の人生を漢字一文字で表すとなにかな？」

むさし君
「潮」

話にならないので２番の歌詞は既存のメンバー３人で考えることにしました。