「ドミソシレ」
「テンションだ!わーい!オシャレな和音!」
「さっそくハモってみようぜ!ウェウェ!」
「それっぽい音なってるね!」
「たぶんあってるね!」
たぶんでいいわけがあるだろうか?いや、ない。
どうも反語です。でもぶっちゃけこういうオシャレな和音って困りませんか?僕は絶対音感なんぞ持っておりません。5人で音をぶつけている時に誰の音が低いとか誰の音が高いとか一瞬で判断できるレーダーも装備しておりません。
なのでオシャレ和音で音がわからなくなった時まっさきにやってみる僕なりのポイントを書かせていただきます!
今回の和音ですと「ドソ」「ミシ」「ソレ」の3つの5度の組み合わせが見つかりますよね!
完全5度は
①完全1度
②完全8度
に次いで3番目に登場する倍音(3倍音)であります。僕はまずここから整えるようにしております。ちなみに1オクターブやユニゾンがある場合はそこから整えます。ただし2オクターブは4倍音にあたるので5度の次に整えます。
さて。難しい話はさておき次。
「ドミソシレ」でもとりあえず「ドミソ」なら基本の和音ですよね!
5度がなったら次は3度を入れてみます。
同じように「ミソシ」や「ソシレ」もやってみます!
これだったら別にオシャレな和音では無いので基礎中の基礎の範疇でどうにかなりますよね。それにこの程度なら1度5度3度と重ねて行けば絶対音感がなくっても倍音が消えた瞬間に気付く事ができます。
さて。どうでしょう。
一見難しげに見えた「ドミソシレ」が優しい和音に見えてきませんか?これで慣れて来たら音量バランス等を整えて行けると良いと思いますが、難解な和音に遭遇したさいは無理したり背伸びしたりせずにまずは分解してみましょう!と言うのがこの記事の趣旨でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。