hanatanibesuさんが投稿されていた動画でお地蔵さんがRADWIMPSのおしゃかしゃまのベースを弾いている動画がありました。
このお地蔵さんのベース。
めっちゃくちゃ上手かったんですよ!っていうか凄く良いなと思ったアレンジがあったので紹介したいと思います。
おしゃかしゃまのスラップベース風のリフです。
しかしこのお地蔵さんはなんとこのリフに1個音を加えていたのです。
お地蔵さんはこうやって弾いていました。
4拍目に音を入れていたのです!
僕はこの4拍目に入っていた音が凄く好きだったので今記事を書いております。
まず音を入れるメリットは2つあると思います。
・音にならない音を入れる事で拍が強調される
・音程を入れた場合は次のフレーズへの経過音になる
もともと僕はRADWIMPSのベースのフレーズが好きなんですよ。例えばこれ。
ベースがいつものフレーズでは「・レ・レ・レ」と弾くところを「・レ・ミ・ファ」と弾く事で盛り上げまくって、そこからのストップモーション。ストップモーションではドラムがエフェクトシンバルを入れております。
このように4拍目は強調しても良い拍という事がわかりますし、まあここまで4拍目を流しながらじらすのも良いのでしょうが、僕は4拍目に敢えて音を入れてしまうと言うアレンジが好きでした。
RAD本家のベースは凄いんですよ!
経過音やフレーズ末尾の音を少し揺らすことで次の音へと流れを作っているのです。グリッサンドまではいかないグリッサンド擬きがかなりあります。また手癖なのか楽譜には起こせないミュート音的な音もかなり入っております。
お地蔵さんもグリッサンド擬き等を随所に入れており非常に素晴らしいベーシングでした。
コピーをするときって楽譜をなぞれるのは当たり前で、そこから楽譜に起こされていない表現をどこまで汲み取れるかそしてそこからどれだけ自分なりにおとしこんでアレンジ出来るかがカギだと思うんですよね。アカペラでもアコースティックのバンドでも。
お地蔵さんの演奏、大変素晴らしかったです。
以下動画になります。
【追記】
ちなみに僕も僕なりに考えてみましたが僕なら4拍目はこうやってアレンジします。
・裏からおかずを入れて締まりを出す
・経過音を置いて流れをつくる
・最後の音をドにするかレにするかで悩む
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