僕はPentatonixが大好きです!
Homefreeを叩く記事を書いて炎上したこともありますが
まあ実際に思っていた所を書いたので悔いはないです。
実際に世界的知名度や売上げやYouTubeでの再生数などを見ても
やっぱりPentatonixと言うバンドの偉大さは凄いものがあります。
しかしそんな偉大なるPentatonixですら
最近ワンパターン化してきて飽きられ始めているので
(※事実僕も飽きて来てしまったので)
次はどんな音楽が市場に出始めるか考察してみることにしました。
アイラ島のウイスキーは癖が強いです。
味も独特で濃いのでストレートでアイラばかり呑むと
舌がバカになって奥深くにある細やかな味や香りが
わからなくなるとバーのマスターに教わりました。
音楽もそれと同じなのではないかと思います。
確かに味が濃くはっきりとしているものは
美味しいですし非常にわかりやすいです。
しかしながら”濃い味”のものばかり耳に入れていると
耳が馬鹿になって深みに眠る味や香りに気付けなくなると
僕は思うのです。
味が薄いものでも毎日食べれば飽きます。
故に例えば同じお味噌汁でも
具が毎日同じって家庭はめずらしいと思います。
ましてや味が濃ければ正常な味覚をもっていれば
毎日同じものを食べていたら身体が拒絶反応を示すはずです。
らーめん好きの学生が日々らーめんと食べ過ぎて
体調が悪くなったりするのはこのためです。
味覚や消化器が馬鹿になってしまっているわけです。
※それで入院した学生が僕でした・・・。
つまり昨今のSing-Offのような濃い味付けのアレンジは
続けれ居れば飽きられて当然のものと言えるのです。
僕はVox Oneが大好きですが
仮にVox Oneが最近のSing-Offバンドと同じペースで
どんどんどんどん新曲をあげ続けていたら
同じように飽きていたかも知れません…。
※その点アレンジの色を巧みにマイナーチェンジする彼らは流石ですが
そしてさらに事態は深刻で
現代人は飽きやすくなっていると言います。
そこで楽曲の演奏時間が短くなったり
テンポが上がったり構成が奇想天外なものになったり
音楽も現代人に合わせて進化してきたわけですが
ここで次の時代に何が来るか読めるグループは
やっぱり強いなと思うわけです。
僕の中で最強の音楽グループはAKBです。
彼女達(の裏に鎮座する”彼”)はこの先の時代を見据え
「音楽 + 付加価値」
と言う新時代の音楽形態を見事にあてました。
アメリカでは鉄道が廃れています。
それは鉄道会社が鉄道会社を鉄道会社と言う風にしか見ず
鉄道会社が輸送手段を提供する会社であるという
本質を見抜けなかったからだと言われています。
よくAKBは音楽で勝負しろって声を耳にしますが
音楽が聴覚情報だけとは誰も言っていませんし
音楽に視覚情報しか追加してはいけないとも言っていません。
音楽をパフォーマンスとして捉え
あらゆる側面でパフォーマンスを強化した
AKBグループには脱帽です。
さあ次の時代はどんな音楽がヒットするでしょう?
僕の友人はもう一度TAKE6のような演奏が注目される時代が来ると
意気揚々と語っていました。
僕は逆にこれからはどんどん音楽と言う枠を広く捉えて
頭を柔らかくしてお客さんが音楽に何を求めているのか
しっかりと考えなければ行けない時代だと思っています。
音楽 = パフォーマンスなのか
音楽 = 耳の保養なのか
音楽 = 精神安定剤なのか
そこを的確に見抜いて
自らの音楽をプロデュースしていけるか否かが
今後音楽でヒットを産み出す上でのマストになるのではないかと思います。
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