本日研究会の友人に参考文献を借りる事に成功しました!
沖縄の教育に関する資料集ということで大変楽しみにしております。と、言うのも資料を貸してくださった方もいっていたのですが「沖縄では英語を学問として学ぶのではなく、恋愛の際のコミュニケーションツールとして学ぶ人もいる」のだとか。
以前も記事を書きましたが、言語修得の際の動機付けって大事ですよね。
その動機がどのように言語習得において影響してくるのか読んでみたいなと思いました。
その参考文献、実は英語習得だけでなく色んな資料が入っておりまして。その中に興味深い資料がありました。
【早生まれは不利?/西本裕輝】
簡単に言うと、中学校2年生約300名に国語と数学のテスト(2教科200点満点)を出題したところ、遅生まれの生徒の方が早生まれの生徒に比べ10点程平均点が高かったと言う興味深い実験結果が掲載されておりました。
でも冷静に考えてそれって普通のことなんじゃないかな?と僕は思います。
中学生ってまだ幼いです。幼ければ幼い程1年の重みっておっきくなります。
例えば92歳のおばあちゃんにとって1年は92分の1ですが、3歳の子にとって1年は3分の1です。
同じ3歳の子でも4月生まれの子(遅生まれ)と3月生まれの子(早生まれ)では1年程成長が違うのです。そりゃスポーツも学習も不利になりますよ。小さい子にとって1年の差って大き過ぎます。
中学生ぐらいだと小学生の時のそのビハインドがまだ尾を引いているのかな、と思いました。
ちなみにスポーツは、遅生まれの子の方が同年齢の中でも発育が早くより活躍しやすい傾向にあることから試合に出るチャンス等に恵まれ大成しやすいのかなと思います。
成人するまでは遅生まれの子の方が同年齢の子の中では心身の発育が早いので幼い頃は学力テストやスポーツテストに置いて有利だと想定することができます!
ちなみに資料の本文は「早生まれの子に対する周囲の配慮と理解が必要であり、それさえ意識すれば早生まれが即不利ということにはならないでしょう」と書かれていました。
早いうちから子供の能力を決めつけ、落第点を与えてしまうのは、もしかしたら子供の成長を抑制してしまうことにもなりかねないと言う事を意識したいものです。
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