【時事】「○○妻」のバッドエンドを踏まえて


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受け入れられないバッドエンド
参考:『相棒』『○○妻』『ウロボロス』がまさかの結末に……バッドエンド連発とバッシングの背景とは?

twitterを見ていたらこんなニュースがtweetされておりました。
僕は「○○妻」は最終回以外全て見ていたのでまさかこんなところでネタバレされるとは思っても居なかったのですが、なかなか面白い記事でした。特に

日ごろから不況や事件・事故などで閉塞感が漂っているせいか、視聴者の「ドラマは無料で見られる大衆娯楽。だからストーリーの中に救いを求めたい」という意向が強くなっている。

引用元:『相棒』『○○妻』『ウロボロス』がまさかの結末に……バッドエンド連発とバッシングの背景とは?

と言う見識には深く同意します。僕も浪人中「八日目の蝉」と言う小節を読みドラマを見ていたのですが浪人による気の滅入りに拍車がかかったのを今でも覚えております。優れた作品でもそれを見るときの心的状況によっては嫌なものです。



やっぱりショック
僕はドラマを見ていた立場なのではっきりと言ってしまうと最終回でひかり(柴咲コウ)が死んでしまったのはショックでした。彼女は今まで不遇な立場であり、ようやく幸せを掴めると思っていたので尚更ショックは大きかったです。

そして恐らく主人公であった彼女に感情移入してドラマを観ていた女性も多いのではないかと思います。そうした時に最終回で彼女が死んでしまった事にショックを受けた人もやはり多かったのでしょう。もやもやが残る後味悪いドラマになってしまったのだと思います。


厳しい現実を描くドラマと世の需要
実際に世の中はそんな甘いものではありません。
世の中で起こる事ってほとんどがバッドエンドです。世の中全てがハッピーエンドなら誰も苦労しません。神様って意地悪です。その中で一摑みの希望や幸せを見いだして生きて行く人間の姿こそ美しいと思うのですが、僕はそれをテレビで作品として見せなくても良いんじゃないかなと思うのです。

テレビって言わば現実逃避じゃないですか。
仕事や勉強、対人ストレスいろんなものを抱えて1日頑張って来た人がようやく家に帰って来て夕食を食べながら観るテレビ。そこでまで厳しい現実を突きつけなくても良いんじゃないかなと僕は思います。

なんでありきたれたハッピーエンドのドラマが叩かれながらも圧倒的多数を占め続けるのか?それは様々なストレスに疲れた日本人がせめてテレビの中だけでもとそこに現実から離れた娯楽を求めているからでは無いのかな?と思うのです。

嫌な事があってもドラマを見て、主人公に感情移入して、最後に幸せになった主人公を観て自分も幸せな気持ちになって明日からまた1日頑張れる。そんなドラマってありきたれていても素敵難じゃないかなと僕は思います。


まとめ

しかし、脚本家にしてみれば、「そういうわけにはいかない」というのが本音だ。基本的に脚本家が書いているのは「人間ドラマ」であり、その軸となるのは人間の業や本質。『○○妻』の脚本家・遊川和彦のような「オリジナルにこだわる」脚本家は、なおさらそこにこだわっている。

遊川に限らず作家性の強い脚本家は、「先の読めるドラマは書きたくない」「今の世の中、単純なハッピーエンドの方がウソくさい」と思っている。例えば、冬ドラマで『問題のあるレストラン』を手がけた坂元裕二もその一人。

引用元:『相棒』『○○妻』『ウロボロス』がまさかの結末に……バッドエンド連発とバッシングの背景とは?

と、言う意見もわからなくもないです。
素人ながら音楽で自己表現をしている僕ですら理解出来ます。でもそれで観ている視聴者を不幸にしてしまってはそれは食卓を襲うテロとも言えると思うんです。TPOと言う言葉があるように、バッドエンドのドラマは夕食時のテレビには向かないんじゃないかなと思います。

僕は録画していた最終回を観る前にネタバレしてしまったわけでして。
バッドエンドが先に分かってしまったので精神衛生の良い時にでも引っ張り出して来て観ようかなと思います。


おまけ!誰得!僕の女性のルックスの好み!
ちなみにルックスだけで言うとドラマ内の蓮佛美沙子が好みでした(ω)モフモフ
普段は全然可愛く無いのに。←

柴咲コウが綺麗だと思っていた中学時代が懐かしいです(ω)モフモフ


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