さてさて!
先日いきなりはじまったこのシリーズ!
第二段の今日はハモネプなどでもおなじみの
Rag Fairのボイスパーカショニストおっくんこと奥村政佳さんです!
ご存知おっくんはRag Fairのボイスパーカショニストで
声を使ったボイスパーカッション演奏法である有声パーカッションの使い手として有名です!
この有声パーカッション。
母音を主とした言語を話す日本人に最適の演奏法なのです!
そこらへんも合わせておっくんの紹介を書いて行きたいと思います。
参考:
※最後の方で若干声が裏返ってしまった!!!!!!笑
これはat the circleのライブ音源をオマージュして演奏したものなのですが、
ここにおっくんがおっくんたる要素がかなりぶち込まれていると思っております。
おっくんの特徴として
①ロール
②ピッチへの配慮
③感覚派
の3つをあげる事ができます。
まずおっくんはロールを多用します。
「とぅるるる」ってやつですね!
そしてこのロールが凄く面白いところに入ってくるのです。
これはおっくんが音楽理論ではなく
彼自身の感覚で作曲・編曲・ドラミングをするからだとRag Fairのインタビュー記事で読んだ事があります。
「通常ドラムならありえないビートを感覚でしれっと演奏してしまうのがおっくんなんだ」と。
更にRag Fairは常にベースからレコーディングしていたそうです。
※加納さんが脱退された今どうなったのかはわかりません…。
それはおっくんが
「予めベースが居た方がパーカッションにピッチを乗せやすいから」だとインタビュー記事で答えておりました。
つまりおっくんは常に曲に対して音程やピッチに気を使いながらドラミングしているということなのです。
そしてですね。
おっくんから少し脱線して日本人に有声パーカスが最適な理由を少し書きたいと思います。
日本語は母音で話す言語ですよね。
つまり日本語を話す日本人には「とぅ」とか「どぅ」と言う母音で発音する有声パーカッションが最適なのです。それに対して無声音を発音しなれていない日本人が無声パーカッションを演奏してもどうしても海外のアーティストやビートボクサーに比べて聴き劣りしてしまいます。
当然無声音、子音は日本人にとって発音しなれた音ではないので
音程が甘くなりがちだったりピッチがブレブレになってしまったりします。
それに対して有声音はもろに母音なので
無声音に比べ日本人にとって音程やピッチに気を使いやすい演奏法なのではないのかなと思います。
【at the circle】
【Daichi x おっくん】
【ダンス天国】
【恋のマイレージ】
【Dolphin】
特に最後のDolphinなんか面白いですよね!
左右にパンをふっての左右のスピーカーから交互の音を出す演奏ってこうやってやっていたんですね!笑
とても斬新なパーカスソロです。
僕は有声パーカッションを始めた頃はダンス天国を聴き込んでブレスの練習なんかしたりもしました。
有声パーカッションからアカペラに入った僕にとっておっくんは言わば原点のようなものでして。記事を書いていて大学1年生だったころを思い出してしまいました。笑
まあこう言っても過言ではないでしょう!
おっくんの有声は世界で唯一の音です。
僕は他にこの音で演奏しているプロの奏者は見た事がありません。
※おっくんリスペクトもアマチュアの方には沢山お会いしました!
日本で生まれた日本人のボイスパーカッション。
ボイスパーカッションを嗜む方もそうでない方も是非聴いてみてください!
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