フェレットの黄疸〜2024年10月編①〜


〜注意書き〜

僕は獣医師でもなんでもない、フェレット4匹(いまは3匹)を飼育するおっさんです。

この記事はあくまで、我が家の闘病記であり、病院の通院をお示しするものではありません。

でも、もし個人的な素人意見をお求めでしたら、僕からは「黄疸が出たら夜間救急に今直ぐ駆け込め!」とお伝えさせていただきます。


症状の出始め(土曜日の夜)

僕が愛するイタチの違和感に気がついたのは土曜日の夜でした。

明らかに鼻が黄色いことが気になったのです。以下は当時の写真です。

放牧しても直ぐに地面に伏せてしまい、餌も食べなくなっていたため、これはただ事ではないと思いました。土曜日の深夜帯だったこともあり、すごく悩んだのですが、自分が後悔しないためにも夜間救急病院に電話して連れて行きました。

これが我が家の闘病の始まりです。

ただし、夜間救急ということもあり、確定診断はできなかったため、応急処置で注射を打ってもらい帰宅。翌朝、カルテを持ってかかりつけの専門病院に行くことになりました。


専門病院受診(日曜日)

ご飯を食べれなくなったせいか、歩き回れなくなっていました。

専門病院を受診したものの、いつも診ていただいている主治医の先生がいなかったため、この日も応急手当ての皮下点滴で帰宅。点滴をしたらちょっとだけ鼻の色は改善したものの、依然としてご飯は食べず、具合は悪そうでした。


専門病院再受診(月曜日)

主治医の先生に診てもらいました。この日も皮下点滴と内服薬をもらって帰宅。

主治医の先生に診ていただいたところ、血管内溶血は激しい黄疸を伴う症状が疑わしいとのことでした。ただ、この子(まるちょびさん)は、我が家でも指折りの獰猛なイタチなのです。気難しい性格であることもあり、この日は入院は見送って帰宅することになりました。

しかしながら、依然として餌が食べられなかったこともあり、月曜日の夜に体調が急変してしまいます。痙攣を起こして、ぐったりしてしまい、バイトすら舐めなくなってしまいました。これは、ポン太が虹の橋を渡ってしまう数時間前と同じ状態で、ポン太が虹の橋を渡ってしまった時のことがフラッシュバックするほどでした。

フェレットの白血病 – ポン太

正直、僕は危篤状態だと思ったので、無理して夜間救急には連れて行かずに(その行為自体が体力を奪ってしまうため)、家で徹夜覚悟で見守ることにしました。そうしたところ、翌朝までなんとか耐え切ってくれたので、火曜日は朝一で掛かり付けの主治医の元へ。

入院しての静脈への点滴が確定しました。


お見舞い(水曜日)

水曜日にお見舞いに行くと鼻がピンク色に回復しつつありました。

点滴をされていたのですが、自分の足もろとも点滴を噛みちぎろうとしたようで、エリザベスカラーをされていました。ちなみに、まるちゃん、エリザベルカラーが大嫌いで、以前カラーをされた時は我が家のチワックスよりも大きな声で鳴いていました。どんまい、まるちゃん…。

これで、峠を越えたと思っていたのですが、血液検査の結果ビリルビンの数値が下がっていなかったため、引き続き入院を続けることに…。


自宅診療(日曜日)

その後、入院して経過を見たかったのですが、静脈への点滴の結果、幸か不幸かまるちょびさんが動けるようになってしまい、点滴の管で首がしまって危険ということで強制退院になってしまいました…。

一応、退院の一個の基準として「ダックスープが飲めること」というのを掲げていたのですが、病院では飲めていたみたいなので退院させることに。自宅でもダックスープを飲めているのと、一時は660gまで低下してしまった体重も730gまで戻りつつあります(もともとは900g台)。

特に、様子を見ながらストレスを溜め込ませすぎないようにお姉ちゃんと5分ほど放牧したりしているのですが、歩き回れるぐらいには回復してくれました。

引き続き、まだ余談を許さない状況ではありますが、最悪の状態は脱せたのではないかと思っていたりします。今後は通院での点滴治療を予定しています。


まとめ

僕は病院の待合室で偶然以下の記事を見つけて、あらためて治ると信じることにしました。

https://www.sbspet.com/ferret/taiken/taiken71.html

ただし、こちらの記事にも記載されているように、僕も「あと一日受診が遅かったら、間に合わなかった」と思います。

比較的、長期決戦になると思っておりますが、まるちゃんはまだ4歳半弱。天寿をまっとうしたとは言えない年齢だと思うので、物言わぬフェレットだからこそ、彼女の医療プランはしっかりと考えて行きたいと思います!


後日談

フェレットの黄疸〜2024年11月編②〜


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