【アカペラ】ストリートでのライブはどんなライブよりも難しい!


三浦知良48歳
先日会社でこんなコラムを教えてもらいました。

参考:厳しさはプロを育てる / (サッカー人として)三浦知良

さてさて。
多くのアカペラサークルがストリートで歌う機会に恵まれているのではないかと思います。
特にサークルライブ直前なんかは自身の活動を知ってもらうためにも積極的に外で歌っているサークルが多いように感じます。

そんな時に箱と違ってカッコいい照明がなかったり、
本格的な音響機材が無いと言う事もあってなかなかストリートでのライブって軽視されがちです。

この実態に納得いかん!

と思ったので「ストリートライブがどんなライブよりも難しくて興奮する最高のステージ」だと言う旨の記事を書きたいと思います。

※三浦知良は48歳にして未だ現役で輝き続ける日本を代表するサッカー選手です。



アカペラを知らない人を楽しませる
上に貼付けた記事で三浦知良さんは以下のように言っています。

サッカーに詳しくない女性が観戦して「戦術がすごいって聞いたけど、見ててもつまんない」と言ったとする。その正直な感想もひとつの真実で、外からの指摘や“素人目線”は、自分たちの気づかぬ一面を学ばせてもくれる。

出典:厳しさはプロを育てる / (サッカー人として)三浦知良

「じゃあアカペラを全く知らない人がストリートで足をとめて演奏を聴いてくれますか?」
と、まったく同じ事がアカペラにも言えるんじゃ無いかなと思ったので記事を書いているのです。

そりゃアカペラが好きでアカペラに魅せられた人だけが
足を運んでくれる(中には友達目当てで来てくださる方もいらっしゃいますが)サークルライブの場って
皆が聴いてくれて”当たり前”の環境とも捉える事が出来ます。

逆にストリートってアカペラの”ア”の字も知らないような一般の方が聴衆になるので彼・彼女等を魅了するのって凄く難しいことなのです。三浦知良さんの言葉をお借りするのならば「アカペラを全く知らない人に言われる”つまらない”も大切なフィードバック」なのです。彼・彼女等を魅了することほど難しい事な無いですし、その難しい難題をクリアし100人の聴衆をストリートで捕まえる事が出来たら相当気持ちが良いものだと思います。


批判こそ受け入れよう!
ストリートで歌っていると素通りされることなんてざらにあります。
そして時には通りすがった方から「うるさいから今すぐやめろ!」なんて怒鳴られたりすることもあるかと思います。有名J-POPのカバーであれば「改悪だ!」とか「所詮は青春ごっこだろ!」とか心の無い厳しい批判もあるかと思います。

これに関しても三浦知良さんは「厳しさがプロを育てる」と言っております。
ライブという場に立つ以上奏者はパフォーマーであり、パフォーマーである限りはお客さんに「ウザい」と思われてしまったらそこで一発アウトなわけです。アカペラを知らない一般の方にも楽しんでもらえるステージを作ることが必要不可欠なストリートライブって”プロ”でも難しいと思うのです。


新入生の皆さん!あなたの出番です!
そんな時に強いのが1年生の皆さんです。
皆さんはこの春にアカペラを始めたばかりなので良い意味で凄く無知なのです!そして無知であるが故に比較的一般の方の視点に近いところからステージを俯瞰できます。これは今だけの強みなので今思った事は全部書き留めるようにしてみてください。4年生になり脳みそがアカペラ脳になってしまった時に原点に立ち返って自身の演奏やアレンジを見直す時に絶対に武器になります!

是非4年生の皆さんは1年生に素直なフィードバックを求めてみてください。
自分たちでも気付かぬ一面を学ばせてくれることでしょう。
確かにアカペラを全く知らない人が対象となる野外のステージは物凄く難易度が高いです。
しかしこの時期のアカペラサークルには強い味方がいるのです。

先輩は1年生に技術や経験や知識を、
1年生は先輩方に1年生ならではのフレッシュな視点での意見を。

是非いろんな視点から意見を交換してみると面白いかと思います!

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