まずはこのコラムを見てください!
これは以前RAGFAIRがアルバム発売に際して対談をしたものです。ここにこんな記述がありました。
奥村:スネアのピッチとか、周りを聴きながら打った方がしっくりくるんですよね。馴染 むっていうか。
更に!更に!
土屋:うちは、ベース、ドラムス、コーラスっていう順番に録るんです。普通はドラムが先ですよね。
そりゃそうだ!
パーカスは指揮者だとか云々再三言って来た僕にとってこの事実はあまりに衝撃的なものでした。っていうかvoxoneもパーカスから録るなんて話を聴いた事があったのでベースから録るバンドがあったことに驚きました。
でも字面だけ見ていてもわからない。
実際に仮説検証してみようじゃないか!と。おっくん曰く、周りを聴きながら打った方がピッチがしっくり来て曲に馴染むとのことです。ふむふむ。僕が最近一番意識して練習をしているパーカスのピッチ感と直結しているわけです。
色々言っていても仕方が無い。試そう。
部屋を掃除していたら2年前にノリとその場の勢いで購入した100均の音がカスカスのリコーダーが出て来たので彼を使ってやってみることにしました。音量音圧は変えてません。お聴き比べください。
【パーカス前録り】
【パーカス後録り】
たしかに曲に馴染ませ易いです。
特にクラッシュとか高くなりすぎずにちゃんとどこめがけて音のっければ良いのかわかります!でもその反面リズムがぶれちゃうのかな?って。だからこそベースボーカルから録音するのでしょう!たぶん!!そして周りの音と同調させているぶんアタックも聴こえなくなりました。
まさか2時間暇をつぶす為に買ったリコーダーがここにきてこんな使われ方するとは思いもしませんでした。このパーカスは1発録りですが、おそらくプロは何テイクもしているかと思います。
そうなったときにやっぱり、音があってそれに合わせてピッチや音程を微調整する方がやりやすいのかな?とも思いました。
でもぶっちゃけパーカスがピッチ感しっかりしていればピッチすらもそこからとれるのかな?というのも同時に思いました。このテーマ奥が深いのでまた何か思い立ったら記事を書いてみたいと思います。
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