先日先輩に誘っていただいたアカペラのセッションバンドで練習をしてきました。
僕以外のメンバーは皆サークル内外の偉大な方々で。
僕みたいにがんがん前に前に食い込む前々のグルーブでは歌いません。
ちょうど次のサークルライブのオーディションにマイケルジャクソンの曲を出すと言う事もあり、後ろ向きのグルーブを出す練習をしていたので。先輩方に合わせて打とうと試行錯誤していたら練習が終わった際に元サークルの代表の先輩が一声かけてくれました。
「お前打ち方変えた?」
と。「え?なんのことだろう?」と思い、「どの曲ですか?」と聴くと、
「あ、全体的に!そんな落ち着ついて一個一個打つスタイルだったけな、と思って!」
と言ってくださって。
おそらくこの記事を読んでくださっているほとんどの方が何言ってるかわからないと思うんですよ。同じリズムを刻んでいるのに「前向きのリズム」だとか「後ろ向きのリズム」だとか。それぐらいマニアックなマイナーチェンジなんですよ。
音を入れるタイミングを本当に、ほんの数ミリ後ろにずらしているだけの違いなんです。最初は音圧が落ちた事とか声量を落とした事とかを言っているのかな、と思ったのですがどうやらそうではなかったようです。
必死に頑張っていた事を気付いてもらえると人って嬉しいものですよね。
僕ももう4年生。後輩の頑張りに気付ける4年生になりたいなって思いました。どんな小さな変化でもしっかりと気付けるってそれだけ見ていてくれたって事なのだなって思うと本当に嬉しかったです。
「でもお前後ろ向きに打とうとした時に音楽的ではない不自然な間が生まれてるよ!」
とアドバイスまで追加してくれました。笑
このアドバイスも実は僕が悩んでいた事だったのです。もともと後ろ向きに打つのが苦手でして。これに関してはまた別途記事を書きたいと思います。
「その人が今何を頑張っていて、何を悩んでいるのか、しっかりと見てくれている先輩ってやっぱり後輩からみて魅力的だな。」と思いました。
凄くなんでも無い事なんですよ。
僕の日常の1ページの1部分なんですよ。本当に些細な事です。
それでもそんな些細な気付きやアドバイスが時に人をやる気にさせるのだな、と改めて実感しました。
日頃からしっかりアンテナをはって周りを見れる人間になりたいなと思いました。
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