僕の弟の自慢をさせてくれ。


今日の昼に実家から電話があった。
どうせまたインターン頑張っているかとかなんかだと思ったら今回は少し違った。

弟の受験が全て終わったそうだ。



弟は中学受験をしていた。
学校は6年生の時だけ1年間のために転校するのが嫌だったのと、受験に専念するのに環境が変わるのは良くない、と言うことから浦和から大宮の学校へと通っていた。

小学校6年生が朝6時に起きて学校へ向かい、夜は22時まで塾で勉強。我ながらよく頑張っていたと思う。週末もお茶の水の特設クラスに通い日夜勉強に励んでいた。


何が凄いかって本人はあまりやらされていると言う感じは無く、主体的に勉学に取り組んでいたところだ。そんな弟であったが、小学校4年生のときからの塾通いもむなしく第1志望と第2志望の中学に落ちてしまった。

そして残された第3と第4志望の中学の片割れで特待生合格を決めていたので学費年間約7000円で中高一貫の受験校に通う事になった。


そんな弟ももう18歳。
今年は大学受験の年だった。

彼は僕と違い肝っ玉も座っていてちょっとやそっとの事じゃ動じない。オヤジ曰く、人前に出る事は苦手としているらしいがそれでもここ一番の負けられない勝負には強い。


中学にはいってからは大好きだったバスケットボール部に入っていた。
そのバスケットボール部も高校に入り練習が辛くなったり、勉学が忙しくなったり色々重なってやめてしまった。そんな中、毎年特待生の枠をとり続け、親不孝物の兄貴が私立高校から浪人し私立大学に進学した分の家計を助けていたのは実は弟だ。


そんな弟の受験がようやく終わったと言う。結果は見事全勝。しかも第一志望に受かったと言う。

早慶理科大と第一志望だった国立大学しか受けないと聴いたときは流石に少し心配したが流石としか言い用が無い。今はよく6年間頑張ったと誉めてやりたい。


おそらく推薦等の道もあっただろう。
最後までやりきらずに早慶で納得することも出来ただろう。

それでも決して今ある手札に満足せずに最後まで入り抜けた弟は本当に凄い。こんなダメダメの兄貴とは正反対だ。笑


弟は中学受験の再にずっと鉄道を使って埼玉県と東京都の塾や受験会場を転々としていたので鉄道、特にJRが大好きだ。

大学進学後も鉄道に携わる仕事をするために研究したいと言っているらしい。


僕も弟に負けていられない。
弟が国立に進学してくれたことにより来年の仕送りが減るリスクは回避できた。笑

弟につづいて内定をとれるように頑張ろうと言う気持ちになれてよかった!兄にも父にも果たせなかった現役合格おめでとう。

内定もらえたらその祝い金で青春18切符でも買ってあげたい。


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