僕の背景
どうも!mokabuu.comへようこそ!
僕は日本生まれですが、転勤族の父親の元で育っており、アメリカで多感な思春期を過ごしたこともあり、アメリカ文化に刺激を受けている面が多々あります。
また、それだけではなく、今はアメリカの会社に勤めていることもあり、職場の文化もアメリカの考え方に啓発されている部分もあり(もちろん日系企業も経験しているため日本の良いところもたくさん知っているつもりです)今日はその中でも「休み」について書きたいと思います。
アンチ・皆勤賞
僕は「皆勤賞」を過度に持て囃すことに対して否定的です。と、言うより「休まない=偉い」という考え方が嫌いです(あ…はっきり言っちゃった…)。
なぜ、こんな記事を書いているかと言うと、僕の妻は「皆勤賞」を取るタイプの優等生だったこともあり、仕事・家事・育児で無茶をしすぎるためです。子育ての面からもこれはマズいと思っています。
僕は心身の健康を害した時は自分のためにも他人のためにも休むべきだと思っています。例えば、風邪気味で無理して登校すると友達にうつすリスクがあるわけじゃないですか。一緒に学びそして遊ぶにしても、やっぱり友達とは元気な時に遊びたいですよね。なので「休め!そして早く治して元気になって戻ってこい!」と考えるタイプの人間です。
1日ぐらい休もうぜ
なお、僕は結婚し子供が生まれてから
- 自分の誕生日
- 妻の誕生日
- 息子の誕生日
は、家族の日として絶対に有給休暇を取得すると言う自分ルールを設けています。半年以上前から休暇申請をしていますし、上司にもチームにも「この日は絶対に休む、そして社用携帯も機内モードにする」と宣言しています。
で、思うんですけど、年に3日有給休暇取得されると困るビジネスマンって日本に何人いますか?しかも突然休むわけではなく、毎年この日は休みますと公言しているわけです。
上司やチームは不便しているかもしれませんが、お互いに休みたい日に休めたほうが良くないですか?なので、僕はチームメイトや上司が休む時は、自分が休ませてもらっている分、全力でリカバリやフォローアップをすることにしています。でも、これで良くないですか?お互いに助け合ったほうが気持ち良くないですか?
自分自身でも休む日がわかっているので、業務の調整もできますし、逆に休みたい日が1年以上前から決まっているのに最低限の業務調整もできないようであれば、自分がビジネスマンとしてショボすぎだと思います。
子供・学校も同じ
学校も同じだと思います。1日授業を休んだだけでついていけなくなるって、そもそもの基礎学力が不足していますよ。
いや、たまに不幸にも絶対に休んじゃいけない最重要授業日と重なるケースも0じゃないと思います。でも、そんな場合でも教科書読んでわからないところを質問するだったりとか、小学校・中学校レベルであれば親が一緒に勉強してフォローするだったりとか、親の努力でリカバーできたりもすると思うんですよね。
自分が子供と一緒に努力することで、子供が休みたい時に休めるのであれば、それは親として手を差し伸べたいと僕は思っています。もちろん、これが常態化するのはよろしくないと思いますが、年に数回ぐらいであれば、休みたい時に休める権利を子供も持って良いと思うんです。
例えば、大切に一緒に暮らしてきたペットが死んだ時などは「1日ぐらい休めよ!」ぐらいに思います。「友達と一緒にいたほうが元気が出る」とかなら否定しませんが「学校は休んじゃないけない」と泣きながら家をトボトボ出るのであれば、権利として休んでも良いと思うんですよね。
「ズル休み」と言う言葉を無くそう
まあ、皆勤賞を過度にもてはやさないのであれば皆勤賞はあっても良いのかもしれませんが「ズル休み」と言う言葉はなくなって欲しいなと思います。自ら選んで取得できる休暇が「病欠」だけって寂しいじゃないですか。その日は何もできないわけですし。
「今日は僕の誕生日なんでパパとママとディズニーランドに行くんです!」の何が「ズル」なのか僕にはわかりませんし、「家族の愛を学び再確認するための課外授業」とも言えると思うんです。
皆勤賞表彰よりもすべきこと
そうなった時に、家庭の都合で休みたくても休めない子供達(結果論での望まぬ皆勤賞)もいると思うので、皆勤賞を表彰するぐらいであれば、そういった子供達が休みたい時に休めるような工夫を教育機関には手伝って欲しいなと思います。ヒトの親として、そうした取り組みの中で、愛情不足でグレちゃいそうな子供が減れば良いなとも思っています。
また、記事前半で触れた「病欠」についても、風邪を押して無理することが偉いのではなく、心や体に不調を感じた際は重症化する前にしっかりと休んで元気になるのも立派な「仕事(1日も早くベストパフォーマンスに戻す仕事)」や「勉強(自分の心身を管理するための勉強)」だと僕は思います。
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