1mmにこだわる。


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僕の所属するサークルではサークルライブに出演するためには「音源審査」「実地審査」に通過しなければなりません。

もうすぐ1年で1番大きい夏のサークルライブの季節でして。
色んなバンドでサークルライブを意識する言動が見られるようになりました。このサークルライブ、オーディションに落ちたらその瞬間にバンドでステージに立つ夢は潰えます。

僕にはそんなオーディションを前にして自分が大事に思う大事なバンドで1mmにこだわらない意味がわかりません。無論僕も自分がバンドマスターをしているバンドでは少しでも綺麗な音源を提出しようと画策しております。


しかしお気づきの方もいらっしゃると思いますが、“この世には完璧は存在しません”

プロでも多かれ少なかれ音程を外したりするし、一ミリも走りもたりせずに寸分の狂いも無くリズムを刻める人間などいません。いたら逆に怖いですよね。笑

そこで1mmにこだわる際にも大事になる事ってあると思うんです。
これはアカペラに限らず何事に置いても共通して言えるんじゃ無いかな?ってものを何個か紹介したいと思います。

ちなみに僕はこれらをキャリア形成の勉強をしている時に知りました。


❶憧れに捕われすぎない 〜どこかで「負ける」技術が必要〜

  • 「自己客観視能力」→自分の実力を弁えて出来ない事はしない。
  • 「感心喚起能力」→別の仕事の中に面白さややりがいを見つけて行く

まあ然るべきですよね。
バンドにはバンドの個性があると思います。バンドの得意不得意もその1つです。幅の広い視野(感心喚起能力)を持ち、その中からバンドに出来る事を取り入れて行く(自己客観視能力)ことで無理な挑戦で大怪我をせずにバンドとしての幅を広げて行けるのではないでしょうか?

また逆もしかり。
バンドが出来ない事をムキになってやり続けても意味がありません。時としてあきらめも大切かと思います。


❷不条理を受け入れる

以前記事を書きました。

これですね!!!
ちなみに「世の中は公正だ」と思い込み「世界は公正であるべきだ」と言う思い込みを「公正世界仮説(Just World Hypothesis)」って言うらしいです。

これに対する対処法は3つと言われていて、カミュを言う人はそれらは「自殺」「宗教」「受容」だと述べています。

つまり世の中は理不尽なものだと思って受け入れろって話なんですよね。
マキャベリと言う哲学者に至っては「結果が手段を正統化する。」なんて言っちゃっています。流石にこれはどうかと思いますが…。

でも世の中は理不尽なものなのですから、どんな理不尽にあっても後悔しないぐらい本気でやりこみたいものですよね。どんな理不尽があっても自分たちが100%満足できる演奏できていますか???


❸グレーゾーンは踏み抜かないように!

はじめのうちは良いんですよ。
でも知名度がついて影響力が出て来たらグレーゾーンを踏み抜いちゃだめですよね。ギリギリOKはだめなんです。良くベンチャー企業が上場したと思ったら社長が脱税の”疑惑”かけられて捕まったりしますよね。これ1つの理由はギリギリをせめてしまうからなんです。

疑わしきは罰するべしなんですよ。

バンドメンバー作って来たバンドの音信じていれば大丈夫だと思います。
そのためにも1mmにこだわって演奏を詰めて行くべきなのでしょう!!!


❸は録音時や実地審査本番に向けた心構えみたいになってしまいましたが、❶と❷は常日頃から意識できるかと思います。

ちなみにこれは、キャリア形成に置いて失敗しないための手段だった気がします(定かではないです…)。バンドがバンドとして活動していくなかで失敗しないための参考にもなるかな?とか思ったりしました。

もっと早くに知りたかった知識の1つです。笑


【参考:Think! No.43 / 山口周


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