【ドラム】aikoの「もっと」のドラムが文字通りおしゃれ!
この楽曲ですね!
実は以前キラキラのドラムの解説記事を書いたところ「aikoさんの”もっと”の記事も書いて欲しい!」とのリクエストがありまして。
お待たせいたしました。
今日はaikoの「もっと」のドラムについて書きたいと思います。
何と言っても6/8拍子が特徴的ですよね!
ドラムも流れるようで美しいビートです。
ゆったりとした旋律の運びを邪魔しないように引き立てる良いドラムですね!
ちなみにベースがステイする分、スネアはロールを入れてちょっとごちゃってさせる感じ大好きです。
ベースのアタックとバスを合わせて縦をしっかりと演出する一方で、
スネアは輪郭を出しすぎず・でも地味になりすぎないようにロールを入れるメリハリが心地よいですよね!
ちなみに叩いてみたでスネアのロールがわかりやすく入っているものがあったので貼っておきます。
ドラムとベースのラインの掛け合いが面白い曲でもあるので是非聴いてみてください!
枯れて行く季節に花がって
ずっと鮮やかで立っているから
の部分からが圧倒的におしゃれだったので今回の解説ポイントはここにしました!笑
それっぽい楽譜をつくってみました。
全くこの通りではありませんが、こんな感じで佐野さんは叩いております。
これ何がすごいかって、タムのテクニックだと思うんです。
枯れて行く季節に / 花がって
ずっと鮮やかで / 立っているから
の部分で
毎小節組み合わせを変えているんですよね!
直後の追い込みまでみると、ハイ・ロー(フロアタム1)・フロア(フロアタム2)のタムをそれぞれ完全に使い分けています…。
アカペラだと無意識のうちに「ハイ」と「フロア(フロアタム2)」の2種類の音だけを使いがちですが「ロータム(フロアタム1)」も聴きに伝わるぐらいはっきりと使えるように意識的に演奏してみると良いと思います。
音程の違う3つのタムを駆使して曲を組み立てられるようになると、この歌うようなゆったりとした6拍子が打てるようになると思います。
タムの組み合わせを巧みに変えてストップまで持って行った後は、再度タムの組み合わせを変えつつ連打でサビまで持っていきます!
クレッシェンドだけでなく、利用するタムの種類を変えている点もポイントですね!
基本のビートがかなり難しい曲なので、そっちにとらわれがちですが、タムの使い分けまで意識して聞いてみるとドラムの表現力アップにつながると思いますよ!!!
▼キラキラの記事はこちら
http://mokabuu.com/a-cappella/arrangement/%E3%80%90%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%80%91aiko%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%8C%E3%82%81%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%93/embed
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