【音楽】”空と君のあいだに / 中島みゆき”の歌詞がやっぱり深い


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中島みゆきさんの曲
僕は中島みゆきさんが好きです。
以前こんな記事を書いたのですが今日も中島みゆきさんの曲の歌詞の魅力を少し書いてみたいと思います。

参考:中島みゆきの歌が心に沁みる!中島みゆきと時代について調べてみた!

ことの発端はテレビでやっていた歌手のオーディション番組。
出場していた女性が中島みゆきさんの”空と君のあいだに”を歌っていたのですが、MCで「中島みゆきさんっぽい悲しげで悲壮感に溢れた感じを出したいです。」って言っていたのです。

「これは違う!」と思ったので僕なりに歌詞を解釈して記事を書きたいと思います。ちなみにこの曲は「悲しさ」でも「悲壮感」でもなく「愛」を歌った曲です。



歌詞解釈は作詞作曲の背景から!

歌詞は同ドラマの主人公すずの愛犬リュウの目線から歌ったもの。そのためミュージック・ビデオにも多数の犬が登場する。また、中島が主題歌を依頼された時点で設定が「犬を連れた家のない少女が主人公」しか決まっておらず、唯一の手掛かりである犬の写真だけでイメージを膨らませて曲を書いた。中島曰く「犬の気持ちで見れば、犬が見えているのは『空』と『君』しかないんです」。

出典:wikipedia

もうこれだけ分かれば充分です。
「犬」のつもりになって歌詞を読み解けば良いのです。ちなみにドラマについて調べてみたのですが、それを最初に書いてしまうとドラマの内容を知らずに中島みゆきさんが書いた歌詞と世界感が離れてしまうリスクが高くなるのでやめておきます。


冒頭からせめてくる!最初の1文!

「君が涙のときには 僕はポプラの枝になる」

さあ!この最初の1文!
実は深い意味が込められているのです。
犬の気持ちになりましょう。

この歌詞は「犬と少女の物語」なので“君”は”少女”に該当します。なので文章前半は「少女が泣いている時には」と解釈することができます。

次に「僕はポプラの枝になる」を歌詞解釈しましょう。
ポプラってなんでしょう?ここで中島みゆきさんについて調べてみましょう。中島みゆきさんは北海道札幌市出身です。札幌と言えば「ポプラ並木」で有名ですよね!“少女”と”ポプラ並木”を歩くのは”飼い犬”です。つまり「君が悲しんでいるときは僕が側にいる」と言う歌詞の解釈ができるわけです。

中島みゆきさんの作る曲は非常に比喩が多いです。
しかしどれも素直な比喩です。なのでしっかりとその作曲背景を調べるとすっと入ってくるんですよ。美しい歌詞だと思います。


僕は犬!犬の気持ちになってサビを読む!

「空と君とのあいだには今日も冷たい雨が降る 君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる」

さて。
僕は犬なんです。

じゃあ犬ってどんな気持ちでこれを言っていると思いますか?
ここでサビ以外の箇所の歌詞も見てみましょう。

「ひきとめた僕を君は振り払った遠い夜」
「君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い」

ざっと抜粋するとこの2つがわかりやすいのでは無いかと思います。
そうなんです。僕は”犬”だから何も出来ないんですよ。吠えて引き止めたところで振り払われてしまう。”君の心がわかるとたやすく誓える男についてゆき泣く君”が居ても犬の僕には何も出来ない。

だから君に笑ってもらうためには手段を選べないんです。
犬だから。
それでも君に笑ってほしいと言う犬から人への愛を歌った曲なのです。


まとめ
この曲が主題歌として使われた「家なき子」と言うドラマは

家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語で、最終的には主人公の少女は母も父も、信頼していた人間も喪うが、のら犬と共に強く生きていく決意をする

ドラマです。
そんな波瀾に満ちた人生を歩みながらも不遇な現実に立ち向かっていく少女を隣で見守る犬の気持ちを歌ったのがこの曲なのです。

この曲は犬が少女への愛を歌った曲と解釈できるのではないでしょうか?


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