【アカペラ】ボイスパーカッション初心者に聴いて欲しい奏者!Jeff Thacher / Rockapella【vol.1】


突然はじまったこのシリーズ
さてさて!突然はじまったこのシリーズ!

僕の気まぐれと独断と偏見で、
僕がボイスパーカショニストとして色んなアーティストを研究して来たなかで、

「これは是非聴いて欲しい!」

と思った奏者を順番に紹介していくコーナーです!
第1回の今回はRockapellaのJeff Thacherです!

Jeff Thacher(47)

Jeff Thacher(47)

1993年からRockapellaに加入し活躍してきた47歳!
流石に歳なのかかつてほど硬く鋭い歯切れの良いビートは聴こえ無くなってしまいましたがまだまだ元気な現役のおじさんです!僕は最近のJeffの渋さも嫌いではないのですが、是非ボイスパーカッション初心者の方には若かりし頃のイケイケのJeffを聴いて欲しいのです!

さて!
熱く語って行きたいと思います。笑



Jeffといったらこれでしょ!ブレス編!
サンプル:

Gragebandを開いてJeffっぽいの打ってみました!

僕の中ではJeffといったらまずはこれです!
多くのパーカショニストって恐らく4拍目でブレスすることが多いかと思います。
僕も以前は4拍目で吸う事が多かったです。

しかし4拍目の裏は元々日本人にとって意識しずらい位置でもあり
それが災いして4拍目で拍飛びを起こしてしまったり
オープンハイハットを入れて1拍目に引っ張って行きたいのに
息の都合上なかなかそれが上手く行かなかったりって方も多いのではないでしょうか?

そんな時にJeffの打ち方を是非参考にしてほしいのです。
Jeffは結構な頻度で1拍目ないしは3拍目のバスドラムの直後に息を吸います。

そしてそこでブレスをしているので、
そのエネルギーから思い切り歯切れの良いスネアがぶちかまされる
わけです。


Jeffといったらこれでしょ!有声音編!
そしてJeffの動画を見ていただければ分かるように
ライブでJeffは首元に喉マイクをつけております。

その影響もあり非常に多くの有声音がビートに交じっております。

この有声音が初期のRockapellaの独特のグルーヴを出している音とも言えるのです。
有声音にもしっかりとピッチがのっているのでコーラスが3声で寂しい所にピンポイントで装飾しておりますし
何よりベースのスキャットと良い感じに相乗効果を発揮してベースと一体となったリズムを奏でております。

特にベースがまだBarryさんだったころの
Where in the world is CarmenSandiego?は必聴です!(ソロもね!)


Jeffの動画
【Where in the World is Carmen Sandiego?】

【pretty woman】

【bang】

オススメ順に並んでおります!
bangのパーカスも必聴です!

日本だと割と高頻度でスネアの箇所がリムに互換されて打たれていますが、
敢えて引っ張ってスネアを打つ事でこの曲のコーラスラインが生きてくるかと思います。

この曲コーラスラインの動きだけ見るとけっこう後ろに引っ張った方が栄える曲なんですよね!
ベースパーカスのステージングを見ても引っ張っているのは明らかです。
是非この曲に挑戦するときはスネアでバシっと引っ張るのに挑戦してみてください!!!


まとめ
とは言え僕は1年生の時にJeffのソロを見ても何も感じませんでした。笑
いきなり曲と全然違う事やり始めたおっさんの連打がえげつないぐらいにしか思っていませんでした。笑

まあそれでも良いです!
あの固さそして粒立ちであのソロが出来る事に感銘するだけでも大きな発見です!
2年3年とアカペラを続けて行くうちにJeffの渋さが分かるようになったくるのです!!!笑

個人的にJeffの必聴ポイント
①ブレスの位置
②時折交じる有声音

の2つです!

その2つに加えてベースBarryさん時代のベースパーカスの掛け合いにも注目していただけたらJeffの魅力の50%ぐらいは伝わるんじゃないかと思います!

残りの50%は話すとまた長くなるのでまたの機会に!笑


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