via 新潟日報
新潟県が1600億円の出資を行ったにも関わらず北陸新幹線「かがやき」が県内に一駅も停車しない事に対して新潟県は不満をこぼしたようです。
新潟県は県として北陸新幹線に対し1600億円を越える巨額の出資を行っていました。実はこれ、富山県に継ぎ2番目に多い出資額なのです。それにも関わらず速達列車の「かがやき」がまったく停車しないだけでなく、新潟県内に停車する列車は全体の6割り程度のみと言う事で、地元選出県議は「JRは新潟を軽視しているのか。なめられた、というのが感想だ。」と吐き捨てたそうです。
まぁそりゃそうですよね。
新幹線が通ったところで上越市の人口は20万人程度。どれだけの経済効果が見込めるかはわかりません。だがしかし、1600億円も出資しておきながら停車する列車が全体の6割りましてや看板である「かがやき」が全部素通りではそれは文句の1つや2つぐらいこぼれます…。
しかも富山県・富山駅は速達型の全列車の停車を勝ち取っているのですよ。
なのに2番目に出資した自分たちのところに1つも停車しないと来たらそれは怒って然るべきなのではないかと思います。
新潟県の泉田知事は「言うだけのことは言った」としており、今後のJRの動きが気になるところです。
上越市は毎年人口が減っているだけではなく、高齢化が激しく、嘗ては緑が綺麗だった田んぼも年々雑草にまみれ「げんたん(※)」が増えております。若者は地元を離れ、年寄りだけが残り真夏の炎天下のもと草刈り等の農作業に従事するのが苦しくなって来たためです。
※田んぼでの稲作をやめ田んぼを減らす事によりできた田んぼ。
そう言った意味で、若者の地域定着また地元の市民に上越市に誇りをもってもらうためにも重要だった「かがやき」。
今後の動向で上越市の今後が大きく変わる事に間違いはないでしょう。
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