先日書店に足を運ぶとこんな本が。
「気遣いのキホン」と書いてあるにも関わらず「気違いのキホン」と見間違え二度見しました。
気違いは僕でした。ごめんなさい。どうも。
気になる方はこちらから。
ちなみに僕が読んだのは「気違い」でも「気遣い」でもなくこちらです。
こちらです。いつも通り目次をパラパラして気になる章を読み漁ってから手に取るパターンの書店の楽しみ方をしてきました。
この本割とごくごく当たり前のことばかり書いてある”所謂自己啓発書”みたいな感じなのですが最後の部はめちゃくちゃタイトルが面白くひかれました。ネタバレにならない程度に何個か書かれていた事を紹介したいと思います。
42.順調に問題が起きています
不登校の子供を持つ親をカウンセリングすると以下の3段階のステップを踏み責める対象が変わって行くそうです。
- 環境→学校が悪いからこうなんのよ!
- 子供→でもうちの子も甘えてんのよ!
- 親→言うて甘やかした私がいけないの!
こんな感じに。
ちなみに多いのが「私が幼い頃自宅にいてあげられなくってあの子に寂しい思いをさせたからあの子は非行に…」らしいです。著者も書かれていましたが、別に寂しい思いしててもちゃんと育っているお子さんも世の中にはいるわけでしてそれだけが原因なわけあるか!な訳ですが、100歩譲ってそれが原因だとしましょう。
でも終ってしまった事ですよね、寂しい思いをさせてしまったことって。今更とやかくいっても何も始まらないわけですよ。その現状を肯定的に捉えるところからはじめましょうよと書かれていました。
「今起きている事を肯定するところからはじめよう」と。
今は確かに●●である、じゃあ○○するところからはじめようってね!
後は45章だか46章に書かれていた嫉妬の話も興味深かったです。これも当たり前の話なんですけどね。
向上心は嫉妬によって支えられており、向上心は嫉妬によって動機付けられているというものです。嫉妬って劣等感からくるものではないのでしょうか?
「俺は高い声が出ないのにあいつは自在に高い声を操っている。いじいじ。」こんな感じです。だからこそ“あいつ”よりも高い声が出るようになった瞬間に嫉妬は自ずと消えます。逆に今度は「やつは低い声を自在に操っている。いじいじ。」と嫉妬の対象が変わったりするものです。
嫉妬年表をつくると自身の成長がわかるとかなんとか。
でも確かに嫉妬しているときって相手に自分にはない何かしらの才能を感じている時ですよね。この前後の章に同族嫌悪の話なんかも書かれていたのであわせて読むとより楽しめるかと思います。
こんな感じのことがびっしり書かれています!
ぶっちゃけ書かれているのはごくごく当たり前のことばかりです。でも言われないと意識してもみないような正論が沢山書かれていました。
大学生にとって夏休みは自由時間が沢山ある時期です。
是非この時期に色々読み漁ってみてはいかがでしょうか?学びが無かったり学びがあったり。
知っている事と知らない事がわかるだけでも面白い物ですよ!
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