福音館書店を受けるにあたって。


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閲覧データの統計をみていると、福音館書店の面接を受けて来た。この記事の閲覧数だけものすごく高い。他の記事と比べて群を抜いています。一日のPVの30%はこの記事なんじゃないかってぐらいです。笑

そんなに知りたきゃ教えてやる!
ってことで僕が福音館書店を受けた理由を少し書きたいと思います。


基本的に僕は就職活動において1個だけどうしても譲れないこだわりがあります(別にこだわりは1個ではないけど強いて1個だけ言うとしたら)。

企業の理念に共感出来るか否か、です。

凄く身勝手な話だし、ものすごく自己中心的に聴こえますが、誤解をおそれずに言うと僕は企業の理念に共感できない企業は受けませんでした。無理して取り繕って企業の理念に順応していくのは嫌だったから。


もともと母が保育士でして。
その保育士だった母が「福音館書店の本は圧倒的に質が良い」と言っていたのと、母が福音館書店の絵本が好きな為に幼い頃に読んでもらった絵本の多くが福音館の絵本でした。

そんな福音館の絵本のどこが質が良いのかな?って言う風に考えた時にその理念に答えがあったのです。


福音館書店は「大人がくりかえし読んであげることで、はじめて子どもたちは絵本の世界をたっぷりと楽しむことができ、心を豊かに育てることができる」と言う考えのもとに「大人も子どももいっしょに感動できるすぐれた絵本」を作る事を目標としています。これが僕の思い描く理想の絵本と合致したのです。


僕は絵本は幼児にとっての一種の娯楽であると同時に、幼児の発達を促す上で欠かせないものだと思っています。

例えば有名なぐりとぐらだったら、読み手(母親がベストだと思う)の「たまご」と言う声を聴きながら描かれた「たまご」を見る事で「たまご」が「たまご」だと知覚します。


この絵本。
良質なものは幼児の娯楽であり成長剤であるだけでなく、親も絵本から学ぶ事が出来るものだと僕は思ってます。

例えば有名なものだとアンパンマン(福音館書店の作品ではないはず?)。
アンパンマンにはやなせさんが戦争から得た教訓が隠されています。アンパンマンが自身の顔を子供達に与える有名なシーンも、人に優しくすることは自分の身を削る事だ、と言うやなせさんの想いが込められていると言われています。


僕は福音館書店の絵本が好きです。
それは福音館書店がつくる絵本が子供にとって宝物のような1冊であるだけでなく、常に読み手である親の心にも”なにか”が残るものだからではないかな?と言う事に就職活動を通して気がつきました。


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