【就職活動】「皆さんの会社は採用ミス」ではなく「皆さんの会社選びは皆さんのミス」ではないだろうか?


いま話題の「皆さんの会社は採用ミス」
参考:新人研修を他社に依頼→「皆さんの会社は採用ミス」理不尽すぎる研修に非難の声

なんかこれ今凄く話題になってますよね。
さも「研修の外注を受けた企業が悪い」みたいに言われていますが
僕は研修の外注を受けている企業は1ミリも悪くないと思います。

非難の対象となるべき
1.新卒を採用した企業
2.その企業を選んだ新卒

なのではないかと僕は思うのです。


そりゃ採用ミスとも言われるよ!

ツイートではなくこの画像を見てください。
ツイートの内容は正論なのですが、社長の名前も企業理念も言えない新卒って…

論外圏外問題外じゃないですか?

社長の名前も…うーん…これはともかくとして、
企業の理念も知らずになんでその企業に入ったのか?
そんなんじゃそれは採用のミスとも言われますよ。

だって何も考えずに入社したも同じじゃないですか。

その企業がどんな企業なのか知らずに入って
入ったら入ったで今度は文句を言うって都合良過ぎです。
何も考えずにらーめん屋と言うだけで入店して
“家系ラーメンじゃないじゃないか!”と怒るようなものです。

ラーメンならまだしも人生がかかった進路選択なのに
企業のことを何も知らないで入って来る新卒
をとっていたら
そりゃ間違いなく採用のミスとも言われますよ。

逆に企業理念を知らずに会社に入った新卒に
「自分の人生をなんだと思ってるの?」と僕は聴きたいです。

就活生のみなさん。
是非、業界ではなく理念で会社は選びましょう。


企業もしっかりしろよ!
先述したように僕はこれは
「企業の採用ミス」
だと思います。

自分が入る企業の理念もしらない安本丹を採用して
どうするつもりなのか知りたいです。
そもそも企業理念って採用の時にリクルーターが
口を酸っぱくして言うものなのではないでしょうか?
洗脳するように就活生に刷り込むべきものだと僕は思います。

それをしっかりやっていないからこうなるのであって、
企業理念をしらない新卒が入ってくるのは明らかに、
企業側も何も考えずに採用をした証拠
だと僕は思います。


嘘をつく企業(=ブラック企業)
しかしこの事案についての1番の問題は「嘘をつく企業(=ブラック企業)」です。

例えば良くブラックかホワイトかの基準とされる“労働時間”
入社前は「うちはフレックスで自分の自由に労働時間決められるから!」と言いつつ
入社してみるとその実態は「自由(笑)」であって深夜までの労働を余儀なくされたり
休日の出勤を迫られたりなんて話もよく耳にします。

こればかりは学生が、
まあ本気で調べたらわかるのかも知れませんが、
知る予知もないところであります。

うちは労働時間長いよ!
だけど皆自主的に楽しんでやってるよ!

これだけ言えば良いにも関わらず

うちはフレックス制だから
完全に労働時間は個人の自由だよ!

と言うと学生の勘違いを招きます。
と、言うより勘違いを狙っているようにしか思えません。
なので「入ってみると実はキツかった」はあってはいけないと僕は思いますし
そこで嘘をつく企業は責められてしかるべきなのではなと僕は思います。


まとめ〜業界ではなく理念を見ようね〜
就活生と話をしていると
私は○○業界に行きたいです!
って言う人があまりに多いのです。

僕はハッキリいってこの考え方は捨てた方が良いと思います。
じゃあ仮にブライダルの仕事をしたくてブライダルの会社に入ったとしましょう。
最初の配属先が社内人事だったらどうするんですか?

「私のやりかたった仕事はこんなんじゃない!」

そういって辞めるのも簡単でしょう。
ただ世の中そんな上手く出来ていないです。
やりたい仕事だけ出来るなんてあり得ません。

僕はずっとバスケットボールが好きで
バスケットボール部にいましたが

練習試合前には体育館の掃除(トイレ掃除含む)や
会場設営(机や椅子の陳列及びにスコアボードの用意等)など
明らかにバスケットボールとは関係の無いイベントだってありました。

部活動ですら好きな事だけやっていられないのですから
仕事となれば当然もっともっと過酷なWANT以外のTODOだって出て来ます。

ならば最初から臨まぬ業務にあたることも考えた上で
「何をやりたいか」
ではなく
「どんなスタンスで働きたいか」
と考えた方がミスマッチが減るのではないかと僕は思います。

そしてその「スタンス」を知るためには
当然「企業理念」を相互に理解する必要があるので
“採用ミス”が発生するリスクも減るのではないかと思います。


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