【自己啓発】シリコンバレーのスマートクリエイティブの机は本当に汚いのか?


僕の愛読書How Google Works
2014年10月に日経新聞出版社より出版された『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』と言う本が本当に面白いです。

文化
戦略
人材
意思決定
コミュニケーション
イノベーション

これら6つの観点からGoogleを徹底解剖した本です。
近年の日本ベンチャー企業はどこも口をすっぱくして「シリコンバレー」と連呼しております。そんな「シリコンバレー」の代名詞とも言える「Google」が語る彼らの仕事の流儀は大変興味深いものがありました。

だた1個思ったのです。

シリコンバレーで働くスマートクリエイティブ達が本当に本に書かれたように働いているのか検証のしようがなくね・・・?

参考:【自己啓発】後輩ポチに学ぶ事【YESマンになろう!】



検証のしようはあった!
僕は23歳でようやく家を出て経済的にも物理的にも親離れを果たしたわけですが、23年間で両親から貰ったもので1番大きなものの1つに「帰国子女のブランド」があります。正確には「海外での現地校通学経験」です。

通っていた現地の中学校がPalo-Altoの学校だったので場所が良かったと言う事もあり、本当に優秀なやつらと一緒に3年間学べました。たぶん人生で1番勉強したのは中学校3年間だったのでは無いかなってぐらい勉強しました。それも周りが凄く優秀なやつらだったので自発的に楽しんで勉強出来たのが凄く恵まれていた事だと思います。

そしてそんな切磋琢磨して来た仲間のうちの数人とは今でもまだ国境をまたいで交友があるのが何より嬉しい事でもあります。そんな友人達と英語で国境をまたいで仕事の話をするのがたまらなく楽しいのであります。

そうだ!
やつらシリコンバレーで働いてんじゃん!


スマートクリエイティブの机は汚い
僕のバイブルでもある『How Google Works』のp.61の「あなたの親はまちがっていた – 散らかっているのはいいことだ!」にはそのタイトルに見られる通り「スマートクリエイティブの机は散らかっている」と言う旨の内容が記載されております。

なんでも汚い机はイノベーションや自己表現の副産物で
好ましい兆候であることが多いのだとか。

先日いつものように帰宅後にシリコンバレーで働く友人と
Facebookでやりとりをしているとこんなやりとりが行われました。

スクリーンショット 2015-05-13 23.21.11

この瞬間思わず声を出してしまいました。

「まじか!」

と。
なんと聴いても無いのに気になっていた情報が得られたのです。笑

そして彼は続けます。

スクリーンショット 2015-05-13 23.30.18

なんと彼はデスクトップも汚いそうです。笑
毎月月末になると「2015年3月」的な名前のフォルダを作り、
デスクトップに置いてあるファイルを軒並みぶち込むのだそうです。

ファイルを紛失しないのか聴いたところ、

スクリーンショット 2015-05-13 23.31.20

とのこと。

「無くすけどファイルの検索機能はそのためにあるんだ!」

と意気揚々と語ってくれました。
まさにスマートクリエイティブです。

おそらくこのファイル検索機能は、
かつてスマートクリエイティブによって、
日々の生活の中の不便を解消するために実装された機能です。

そして今日では
ファイル検索機能があるので、
ファイルの紛失を気にせずに仕事に注力できると。


まとめ
他にもゴミ捨て場に埋もれているダイアモンド(一般的にはゴミとされていても彼にとってはゴミでないもの)が気になるからゴミ捨て場を物色するのが日課だったり、既存のルールで納得いかないものがあったら積極的にルールを破ることに生き甲斐を見いだしたり。彼らは非常にユニークで常に自分のものさしでクリティカルに物事を考えているなと言う印象を受けました。

既存の価値観と言うものに捕らわれていないのです。
日々の生活の中で欲しいものが無ければ作るのです。

職場のPCのOSがwindowsであったことが気に喰わなかったからubuntuを入れたと言っている友人も居ました。本当に自由です。そしてしっかりと自分のものさしで図った上でubuntuの方が実務にもたらすメリットが大きいと判断してubuntuを入れているあたりただの自由人ではないのです。自分がどうやったら一番仕事に注力出来るのかしっかりと理解しているのです。

何となく会社に行って何となくパソコンの電源をつけて何となく働くのではないのです。
ゴミ捨て場を漁りダイアモンドを拾い集め、会社のパソコンが気に喰わなければ自分で改良し、既存のルールが邪魔ならばそれを壊した上で全く新しい価値を自分のものさしで産み出して行くのです。

本当に『How Google Works』に書かれているスマートクリエイティブのそれであります。どうやら自己啓発書に書かれている信じがたい数々の事実は真実のようです。僕も日本の企業の風土をしっかりと踏まえた上で程よく頭をゆる〜くして柔軟に働きたいなと思いました。


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