【サークル】カッコいい老害になろう。【自己啓発】


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サークルを引退して尚デカい顔をしている先輩。
サークルに限らず部活を引退したにも関わらずいつまでも部活に来ている先輩。大学を卒業したのにしょっちゅうゼミに顔をだして偉そうにしている先輩。いつまでも町内会を我が物顔で牛耳る翁。

世の中には老害と呼ぶべく老害が溢れかえっております。
僕は別に「老害」になることは悪い事ではないと思います。それでも一歩関わり方を間違ってしまうと「老害」が本当に「害」になってしまいますよね。

サークルの同期が老害についてツイートしていたので僕も4年生のこの時期だからこそサークルに取り憑かれてしまった「老害」について少し考えてみる事にしました。



老害の何が悪いのか?
僕は「老害」である事自体は悪いことでは無いと思っております。ただし「老害を自称する格好悪い老害」にはなってはいけないと思うのです。

格好悪い老害ってどんな老害でしょうか?


1.自分のハードルを下げたい老害
僕は自分のハードルを下げるために自分を老害と称する事ほど格好悪い事は無いと思っております。「老害だから」と前置きを置く事で特をするのは自分です。聴き手にしてみりゃ老害だろうがなんだろうが関係ないですよね。ただ単に自分のハードルを下げたいだけです。何かする際に自分のハードルを下げないと行動出来ないってめちゃくちゃ格好悪いですよね。


2.無言を貫く無能な老害
参考:【自己啓発】無言は無能?アメリカと日本における文化の違い!アメリカンドリームを掴むには?

以前こんな記事を書きました。
「老害だから」と思っている事を言えないのも物凄く格好悪いです。影で悪く言ったりするのではなく、どこか良く思わないところがあるならばそれは本人に言った方が自分のためにも相手のためにもなります。

もちろんそれにはコミュニケーション能力が必要不可欠になりますが、経験を元に還元出来る事があるはずなのに「老害だから」と言い訳をして無言を貫くのは格好悪い事この上ないです。無言は美徳でもなんでもありません。無能の勲章です。

言って伝わらなかったらその時考えれば良いんですよ。伝わらなかったらそれは自分の伝え方が悪かったか、自分の人望が薄かったのです。それで後輩を悪く言うのも意味がわかりません。

でも僕。後輩に何か気になった事を言った時に無視をされたら悲しいので、無視をされた時には負け台詞を吐き捨てるようにしております(笑)


3.もはや何もしない事が格好悪い老害
「自分は老害だから」と自覚していながら、それをなおそうとしない事は1番格好悪い事です。「自分は自覚症状があるだけマシだぜ!」なんてものは思い過ごし。勘違いです。たぶん気の迷いです。

自覚症状があるならなおしましょう!
悪いってわかっていながらそれをなおさないのは褒められた事ではありません。わかっている分寧ろタチが悪いです。


どうせ老害になるなら格好いい老害になろう!
どうせ「老害」になるならカッコいい老害になりましょう!

「老害」と言う便利な言葉に頼って自分のハードルを下げずに、ありのままの等身大の自分で正々堂々自分の意見を言ってみましょう!正々堂々行動してみましょう!たぶん嫌われたり悪く言われる事も増えますが、自己防衛をするよりは余程格好良いです。もしも相手を気づかって自分を「老害」と称しているならば、それは勘違いです。相手を気づかっているならば、「老害」と称さなければ出来ないようなことはしない方が良いでしょう。

そして思った事があったら言いましょう!
言わなければ何も伝わりませんし、何より我慢したり悪いところを見て見ぬ振りをしているうちにその人の事を嫌いになってしまったら勿体ないです。お互いに良く無いところはとことん議論してお互いに理解を深めた方が未来は幸せです。

そして「老害」と言う自覚があるならばなおしましょう!
自覚があるならなおせないはずはないんです。自分が思い描くかっこいい老害になろうではありませんか。自分の理想の先輩・上司になろうではないですか。「これは老害だな」と思いながらなおさないのはタチが悪いです。


まとめ
やっぱりこれは僕のいち意見であって絶対この意見にも異論反論はあると思うんです。

それでも「老害」に限らず、

  • 自己防衛をしないと何も出来ない
  • 思っている事を言えない
  • 悪いと言う自覚があるのになおせない

のは本当に格好悪い事です!

日常の生活でも気をつけたいなと思いました。
「老害」を巡るtwitterでの議論で日々の生活について考え直す良い機会になりました!


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10 comments to this article

  1. cha1ra

    on 2014/11/30 at 00:44 - 返信

    突発的に始まったからTwitter上の”老害”の定義範囲がわからんのだけどさ、、

    文章は大半納得できるし、経験に基づく良い文章だと思う。気をつけますわ(←)。けれど、最後の結論にある”カッコ悪い”という言葉は一見、的を射ている言葉のように見えるけど、実際はただ自分の物差しで相手を見て断罪している危うさはあると思うよ。

    そういう人達は意見を対立させることよりも、「和」を大事にしていたらどうだろう。波を立てないことが”カッコいいこと”だから、それに基づいた行動をする。その観点からすると、”後輩に意見して場をかき乱す人”は悪人になる。でもそれでも言いたい時に”老害”という枕詞を使うことでワンクッション置いて物事を話すことができるようになる。…なんて考え方をしているかもね。勿論そういう人が今の社会に求められているか否かはまた別問題だけど。

    まあ色んな「老害」がいるだろうけど、理由なく「老害」を使っている人はいないはずだから、そういう人達がどうして「老害」っていう言葉を用いているのか知ってから断罪してもいいのかな、と思いました。

    ま、老害の定義がすっごくもやんとしてるんだけどさ!!ww

    • mokabuu

      on 2014/11/30 at 00:55 - 返信

      「老害の定義がもやもやしている」って言うのが実は凄い的を得ていると思っていて、老害の定義は人それぞれだと思うんだよね!

      だからこそ「老害かどうかは受け手」が決める事であって自分が話すためのクッションにすべきでは無いと思うんだ。「和」を大事にするならば絶対に我慢はするべきでなくって、twitterとかのソーシャルメディアで香ばしいつぶやきをしたり、本人が居ない場所で悪く言うぐらいなら絶対にそれは本人に直接言うべきだと思う。

      そこで本当に「和」を大事にしたいなら大事なのは「沈黙」じゃなくって「コミュニケーション能力」だと思うんだよね。それを正々堂々とコミュニケーションせずに、自分が発言するための枕詞をおいているうちはコミュニケーション能力なんて上がるはずも無いし。「和」を大事にしたいのならば如何に「相手に意見を言う」じゃなくって「相手と意見を交わす」に出来るかが大事だと思うのです。

  2. eno

    on 2014/11/30 at 05:44 - 返信

    老害かどうかは、他人が決めること。
    要は、その人が、何をするかかな。
    全てをひっくるめて。

    • mokabuu

      on 2014/11/30 at 13:08 - 返信

      コメントありがとう!
      その通りだと思う。「害」かどうかは相手が決める事であって、自分から「害」を名乗るぐらいなら「害」と思う事はしない方が良いわけだしね。

      「その人が何をするか」だと思う。

  3. bobacappella

    on 2014/11/30 at 07:18 - 返信

    そもそも、どう取り繕ったところで「老害」って言葉自体が蔑称だから良い老害っていう言葉パラドックス発生してるよね。笑

    なんかその言葉がサークルで使われるようになった時期にちょうど引退してから関わってた身として、「引退しても関わる人」の総称が老害になってしまってる(ように見える)現状に物悲しさを感じなくはない。
    ただそれを是正するべきだとかそういうのではなくて、いわゆるワンチャンとかそれな、みたいな大学生の流行り言葉のサークル版だと捉えてる。

    だからなんていうか、それで関わってるOBに本当に老害的な部分があるならぜひ改めてほしいし、そうでもないのに言葉遊び的に老害老害言ってるとしたらそれも恥ずかしいよねって感じます。笑

    それにしても引退した人をあいつら老害かよとか老害って言葉好きじゃないとか言ってた世代が自らを老害と名乗る姿を見るのは思ったより切ないものですね。
    結局ちょっとその立場が羨ましかったり憧れてたりしたんだろうか。大学でいるうちに一度コンサートを離れてみて「今回はお客さんとして観たかった」っていう例のフレーズを使うのと似たものを感じるよ。笑

    • eno

      on 2014/11/30 at 12:58 - 返信

      老害という言葉を使うのは、殆どの場合、自己保身か自己承認欲求の表れだと考えます。
      要は、自信が無いか、周囲に「そんかこと(老害じゃ)ないよ」と言ってもらいたいだけかな、と。
      人によって様々な言葉で「老害」について表現しますが、突き詰めるとそこに行き着いてしまいますね。

      mokabuu、ライターでもないのにしゃしゃり出て申し訳ない。

      • mokabuu

        on 2014/11/30 at 13:16 - 返信

        榎補足ありがとう!

        そうですね。僕も個人的にも本質的には「自己防衛」のために言っている人が多い気がします。結局は黙っている老害も円滑なコミュニケーションの手段を模索することから逃避していると言う点で「自己防衛」「自己保身」にも見えますし。それかまたはボブさんがおっしゃるように「老害」と呼ばれていた「レジェンド」に憧れて、「レジェンド」になれず自ら「ファッション老害」になってしまった悲しい例だと思います。

    • mokabuu

      on 2014/11/30 at 13:02 - 返信

      コメントありがとうございます。
      そうですね。現状K.O.E.ですと、少なからずどこか「引退しても関わる人 = 老害」になってしまっている部分はあるように思えます。そんな老害に憧れていたのか老害を自称するファッション老害も増えていると思います。

      「格好良い老害」と言う言葉に確かに言葉パラドックス発生しています…。ボブさんがtwitterでおっしゃっていた、「レジェンド」って言う言葉が物凄くしっくり来ました。これからはサークルに「老害」ではなく「レジェンド」の文化が浸透してくれることを祈ります。

      貴重なご意見ありがとうございました。

  4. kokainu

    on 2014/11/30 at 12:45 - 返信

    サークル内に、老害って言葉が出てきたのって、ここ数年の事ですよね。

    老害って言葉は、『既に身を引いた人が積極的に関わることで、メインに立つべき人が上手く動けないことや、その原因となる人』って言葉だと思うのだけど、上に書かれているのはサークル内の「老害」の定義という事で納得しましたw

    「かっこいい老害になる」んじゃなくて、「老害と言わない、言わせないようになろう」の方が最近のサークル用語知らない人にはしっくりくるかも。

    僕が居た頃は老害という言葉をほとんど聞いたこと無かったのは、きっと先輩を見たときに「既に身を引いた人、居るべきではない人」ではなく「先輩」と見ていたからなのかもね。「先輩」は「居るべきではない人」ではなくて、「先輩」には「先輩」の仕事、役割がある。

    上の文章はサークル用語的にそれが書いてあるんだと解釈します。

    • mokabuu

      on 2014/11/30 at 13:07 - 返信

      コメントありがとうございます。
      恐らくK.O.E.と言うサークルに「老害」と言う言葉が浸透してきたのはここ数年だと思います。

      ここで書いた老害とは「なんらかの形でメインにたつべき人が上手く動けない原因を作ってしまっている既に身を引いた人間」の事をさしております。

      おっしゃる通りだと思います。
      「かっこいい老害」と言うよりも「老害と言わない方がカッコいい」や「老害と言わせない努力」と表記するべきでした。貴重なご意見ありがとうございます。

      「先輩」は「居るべきではない人」ではなくて、「先輩」には「先輩」の仕事、役割がある。
      上手くまとめてくださり、ありがとうございました。

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