【大学受験】将来やりたいことが見つからない人は理系に進んだ方が良いと思った話


将来やりたいこと
将来の夢が「文学者」だったり「国語の先生」だったり文系でなければ実現できない夢をもっている人はそのまま突き進んでください。

今日は10年前の僕のように、将来やりたいことがしっかりと決まっていない人に向けて記事を書いています。

やりたいことがわからない人は理系に進んだ方が良い

というお話です。


え?僕?文系だよ!
僕は文系です。
父がバリバリの理系だったので高校生の時に反抗しまくった結果文系になりました。

半分ぐらい嘘です。

文系の方が可愛い女の子が多かったから文系に行きました。

そんな僕は社会人になってからは「文系プログラマ」として働いています。

父には「文系にプログラミングできるのか?」と言われ続けていますが「半分YESで半分NO」です。

最近はやりの人工知能を作ろうと思うと、ものすごく複雑な計算式と格闘することになります。また、プログラムの処理速度を爆速にしようとすると結局複雑な数学が絡んできます。

「誰かが作った部品を使って動くものをつくるだけ」

なら文系プログラマでも頑張ればかなりの地位まで登れると思います!

設計図通りに車を組み立てるのは文系でもできますが、時速300KMで走る車をつくったり車の部品を設計するのは文系じゃ無理ってのと同じです。

まあ言ってしまえば文系でも社会に出て大きく困ることはありません。

ただ、それでも、僕は高校生の時に理系の道に進めば良かったなと思うことが多いので記事を書きます。


じゃあ文系ならではの強みって何?
じゃあ文系ならではの強みってなんでしょう?

英語はこのご時世ですから理系の人でもバリバリに使える人が多いです。っていうか理系でも英語の論文や参考書を読むので英語は自然と身につきます。

国語も理系の人でもできる人は当然たくさんいます。なんなら高校生の僕の第一志望の大学だった千葉大学の文学部の学生と東京大学の理系の学生、どっちがセンター試験の国語で高い点数をとるでしょう?別に駿台の記述模試で比べてもらっても構いません。普通に文学部を受ける学生と同等またはそれ以上の点数をマークしてくる理系なんてたくさんいます。

社会系の科目。これはまあ確かに高校生だと文系のアドバンテージかもしれません。理系の人は好きじゃなきゃやりこまない科目なので、できる人は本当に一握りだと思います。


やりたいことができた時の可能性
では、いざやりたいことが出来たとします。

その時に他の人と比べて自分にはどんな武器がありますか?やりたいことを実現するために自分の手元にある武器はなんですか?

僕は社会に出てから、理系の道を選択したいたほうが他の学生に比べて自分の武器となるアドバンテージが大きくなると感じました。

「世界の半分は数学で出来ている。」

これは高校時代の恩師の言葉です。嘘のような話ですが、数学が出来て、言語が理解できれば、やりたいことができた時に損はしません。

逆に言語か数学どちらかが欠損していると、やりたいことができても道が狭くなってしまうんです。

大学生になって、やりたいことができて、数3Cの教科書を必死に解くのは馬鹿馬鹿しくないですか?

僕はプログラマなのでプログラムの話になってしまい恐縮ですが、他人が書いた設計書通りに部品組み立てる作業は楽しいですか?

最初にも書きましたが、将来やりたいことが明確になっていて、その上で文系に進むのであれば僕は応援します。でも、将来なにがやりたいかわからないのであれば理系に進んでおくと潰しが効きます。

数字や記号の羅列にアレルギーになるかも知れませんが、今ちょっと頑張るだけで将来の可能性が大きく広がるんです。


まとめ

僕はそれを社内の勉強会でこの本を輪読している時に痛感しました。

本に書かれている数式がまったく何を指し示しているのかわからんのです。

数2Bまでは受験レベルでしっかりと勉強しましたし、数3Cも独習ですが一通り抑えたつもりです。

本が難しいわけではないんです。
理系の大学生に見せると数式の意味理解できるのですから。

10年後に自分はどうなっていたいか、もしもそれが見えなかったら「どんな自分になっていれば10年後の自分は今の自分に感謝するだろうか?」考えて進路を選択すると良いんじゃないかなと思いました。


余談
余談ですがシリコンバレー(PaloAlto市)では中学校から文系・理系を分けていました。

7年生(日本でいう小学校6年生の歳)から数学のクラスが「math7(7年生の数学)」と「Algebra(代数)」に分かれます。

数学の成績優秀者はAlgebraに行くことが出来、Algebraが上位クラスと明確に決められていました。

クラス分けのテストはものすごくフェアで僕は日本語母語話者だったので日本語のテストを用意してもらえました。

※韓国人は韓国語、中国人は中国語でテスト受けていましたよ!


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