【継続は力なり】続ける事の大切さ。


IMG_0291

まずいきなりですが、こちらの画像を見てください。

「なんだこれは?」

ですよね。笑
いやはや、何語のお勉強なのかわからない。笑

実はこれ、僕がアメリカに居た時に初めて現地の学校に行った日にE.L.L.(E.S.L.)のクラスで受けさせられた小テストです。当時の僕は辞書も読めず、“teeth”を引いた際に“toothの複数形”と書かれていた為に“teeth = 複数形”と覚えていました。笑

懐かしいですね。


これは聴き取りテスト、Dictation Testなのですが、先生はこのピンクの紙を見ながら各文を2回ずつ読み上げます。

IMG_0288

それを聴き取って、文字に起こすのです。
ちなみに僕は雑魚キャラ過ぎた為に、1人だけ文章ではなく文中の重要な単語を読み上げられていました。笑

アルファベットもろくに書けなかった僕はこの拷問を毎日受け続けました。笑


IMG_0292

すると入国から1年後に同じ問題をとくとこれだけ聴き取れるようになっているんです!

在米2年目に突入した当時の僕は母音が弱いようですね。笑
BrushがBrashになっています。笑


この課題。
先生がピンクの紙を2回読み上げてそれを聴き取って書くだけなんです。ただし絶対に毎朝10分欠かさずにそれをやるんです。

すると渡米から1年半たつ頃には、こういう文章をDictationできるようになるんです。

IMG_0295

アメリカの独立宣言文ですね。
これも同様に先生によって2回読み上げられます。そしてそれを聴き取って書き起こします。

IMG_0294

なんとこれだけ聴き取れるようになるんですよ!
1年半〜2年間、毎朝10分、先生の口を見て先生の声を聴いて必死に手探りで文字起こしをするだけです。それで読み上げられた独立宣言分を聴いてそれをその場で文字に起こせるようになるんです。あなどれないですよね。小さな努力の継続。


ちなみに敢えてこの記事をSLAの分類に入れたのには訳があって。
僕は今このDictationを用いた英語の教育法を提唱しています。Dictationをする際にネイティブの先生が読むのが大前提になるのですが、僕はDictationを受ける際に先生の口を見るように強く言われ続けました。

よく日本人は子音の発音が弱いと言われますが、そもそも英語の母音と日本語の母音って異なるんです。日本語の「あいうえお」と英語の“aeiou”が違うんですよ。

なまじローマ字を勉強してから渡米してしまったため凄く手こずりました。
aでもiでもuでもeでもoでもないんですよね。笑
それで困ったので当てずっぽうでBrashとか書くと×つけられちゃうんです。笑

Brashってミススペルした日に「ちゃんと口見てんのか?!」って怒られたのは今でも覚えています。日本人が苦手な“L”“R”の発音やスペル等も覚えました。日々Dictationをすることで音で覚えるんです。余談ですが、大人になってから英語を勉強した日本語母語話者に“L”“R”の差異の聴き取り実験するとかなりの方が間違えるらしいです。やっぱり臨界期ってあるんですね。

なので、本当にコミュニケーションとしての英語を教育したいのならば朝のホームルームを使ってDictationを毎日繰り返してみるのも面白い試みなんじゃないかな?と僕は思ったりしています。現実問題ALTの確保が不可能なのでしょうが…。


それましたね。笑

昨日berkanoと言うバンドで集まった際に、同期に「ブログ毎日更新してるの偉いよね!」と言ってもらいました。

僕は何事も同じだと思うんです。
毎日続けられるか否か。よく「継続は力なり」って言いますが本当にその通りだと思います。

結果が出るまでにかかる時間は当然個人差がありますし、伸びしろにも個人差はあると思います。でも地道な努力を本当に毎日毎日続けられる人ってほんの一握りなんじゃないかな?と思います。


父に言われ続けて来た言葉があります。

「野球をやっているやつなんて何万といる。でもその中でプロになれるやつは、毎日妥協なく1mmにこだわって地道な努力を重ねられる人なんだ。」

確かにセンスや運動神経もあるかもしれません。
でもセンスや運動神経を生まれ持つ以上に、毎日小さな努力を、どんなことがあっても文句を言わずに、コツコツと積み重ねる事って難しい事何じゃないかなとも思います。


何事も継続です。

別にプロのブロガーになろうとか思ってないです。
それでも自分でやりたいって思ってはじめたことだから、自分でやるってきめたことだから、簡単に辞めたり諦めたりせずにしっかりと続けたいと思います。

「継続は力なり。」

最後まで読んでいただきありがとうございました。


最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。


コメントを残す