僕は人にものを教えてと頼まれた時に気をつけている事がある。
特にインターンシップを通して何かを教えると言う事の価値観が大きく変わった。
僕が人に何かを教えるときは必ず「答えを教えないように」気をつけている。
僕が人の前で偉そうに話をさせてもらえる場所は二カ所で「ゼミ」か「サークル」である。なので今回はサークルの方を例にちょっと書いてみたい。
僕は基本的に「答え」を教える事、基「こうした方が良いよ」と言うことを言わないように最近気をつけている。
「ここはこうした方が良いよ」と言ってしまうと後輩の可能性をつぶす事になってしまうと思う。
なので、「ここはどう歌いたい?」「なんで?」「じゃあやってみようか!」の3ステップを無限大にループさせることで教えるのではなく可能性を伸ばせるように気をつけている。
そもそも何故教える事が行けないのか?
最近特にこの事に関して考えている事が多い。
【教える事が行けない理由】
- 後輩は自分ではない。
- 自分が必ず正しいとは限らないし、後輩がやりたいことが自分が教えて事によって出来るとも限らない。
- もしかしたら後輩は自分が持っているものより良いアプローチにたどり着くかも知れない
- 自分ではない他人に、自分基準のやり方で教えてしまうと、自身の劣化版コピーをつくって終わってしまう
まあ書けばきりがない。
でも「教える」のではなく「可能性を広げ」たら、その場限りでの効果は薄れるがその後1人になったときの練習効率が格段に変わると思っている。
それは
「ここはどう歌いたい?」「なんで?」「じゃあやってみようか!」
の3ステップが
「ここはどう歌いたい?」「そういえばこの前はこうだった!」「なんで?」「じゃあ今回はこうしてみよう!」
の4ステップに変わり常に自分の頭で考えて学習していけるようになるからである。
結果もし歌い方を変えたいとか、スタイルを変えたいとか、未知のジャンルに遭遇した、とか言う時に自分の力で解決できるようになる。さらに先輩の劣化版コピーにならず自身の強みや良さを押し出した歌い方をできるようになる。
だから僕は「教えて欲しい!」という熱意ある後輩、かつ自分がこいつなら絶対にめげずに最後まで頑張ってくれると信頼している後輩には、常に考えさせるようにFBするように気をつけるようにしている。
とは言え、基礎基本の部分からこれをやってしまうと大学4年間では基礎基本もままならないうちに終わってしまう可能性もある。
本当に本人に考えさせた方が本人の為になるところと、自分がもう答えを言ってしまった方が良い場所の見極めって相当難しいと思う。
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