「何かをやろう!って思った時に、できない理由を考えるんじゃなくて、どうしたらできるのか考えられる様になるとどんどん楽しくなる」
ドラム講師の池脇さん(@artbreakdrum)のツイートである。ちょっと色々あって今ふさぎ込んで人生について色々考えたい気分(通称賢者モードないしは深夜テンション)だったが、このツイートを目にして少し気分が晴れた。
悩んでいたのはまったく別件だったのだが、このツイートを見てこの記事を書いているうちに、先日GDで失敗し祈られて以来どことなく自分らしくない日が続いていたのかも知れない事にも気がついた。手を動かしてみるものである。
「何かをしようとしたとき」
僕はやりたい事は沢山ある。歌いたい曲も沢山あれば、やりたい音楽も沢山あるし、音楽に限らず色々やりたいことがある。そしてそれらを却下してしまうのは簡単だ。就職活動が優先だから、お金が無いから、時間が無いから、つくづく人間は言い訳や逃げ道を考える事に長けていると思う。
「やらない理由」「だめな理由」を考える事はきわめて簡単である。逆に「だめな理由」が思いつかないのだったら逆にやめておいた方が良いとまで僕は思う。最近の僕は少し安全志向に偏っていたのではないかなと思う。
ワークスアプリケーションズのインターンに関しても正直少し悩んでいた。
毎日朝早く六本木まで通う事、20日間他のことに一切手がつかなくなる事、ワークスアプリケーションズから内定が貰えなかったらその時点で就労の可能性が大幅に上がる事、ダメな理由なんていくらでもあった。でもそこで逃げるのは僕らしくない。
もともとハイリスクハイリターンをとる人間が僕なのだと言う事を忘れていた。ここは日本、どんなこけ方をしても日本語が通じる環境なのだ。11歳の時にいきなりアメリカに連行されて現地の学校に投げ込まれた時の事を思えばどうってことない。ここで攻められなければ僕と言う人間は何も魅力が無い人間になってしまう。
僕には元々高い能力は無い。それは僕が一番よく知っている。
おそらくIQ等も人並みかそれ以下だと思う。でも、僕には他の人がやらないような事、他の人なら避けてしまうであろうリスクの高い事を選べる度胸と言う魅力がある。浪人中に培った困難を楽観視する能力もある。
僕が企業の社長だったら人と同じ話をするやつは面白くない。それだったらテストで成績の良い方を採る。
就職活動から逃げたい気持ちを「スキルが足りない」と言い訳して「院試」の可能性を示す事で逃げていたのかも知れない。
自身が「企業に受からない理由」「就活を辞める理由」なんか考えている暇があるのだったら、「どうしたら行きたい企業に僕という人間を僕らしく売り込めるか」考えたいなと思った。「迷ったら自分にとって勇気が必要な選択肢をとれ」と言うコピペも有名である。ポジティブなモチベーションからリスクを怖がらずに受け入れて行きたいなと思う。
趣味も同じ。「就活が忙しい」「時間が確保出来ない」等の理由で中断してしまう前にどうやったら今やりたいことが全て出来るか考えたいと思った。今は物理的に無理でもその下準備をしておくことは出来る。「あれは無理、これは無理」ではなく、「じゃあこうする、ならばこうする」とあの手この手の代替案を考えていきたいと思う。
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